No.24 | 2013年5月号
Webサイトに人を呼びたい Part3
2週にわたりWEB サイトへの集客の基本的な考え方・手法をお伝えしました。
今週からは私たち遊文舎の実際の取り組みを複数シリーズで紹介させていただきます。ご参考になれば幸いです。
遊文舎では、会社の概要をまとめた会社案内サイトを運営しています。
このサイトの役割は、既に遊文舎とお取引いただいている既存の取引先様に対しての日常的な情報発信、遊文舎との取引検討などの理由で遊文舎の会社概要などの情報を得たいと考えておられる方への自己紹介などがあります。社名で検索してもインターネットでサイトが表示されない会社と新規で取引を開始するのは躊躇されるのが普通です。誰がいつどんな目的で自社を調べるのかわかりませんし、逆にそういったリサーチが容易にできることがインターネット社会の便利かつ怖いところです。会社や団体の社会的信頼性を担保する意味でも、自社サイトが機能しているかどうかあらためてチェックしてみてください。
検索キーワードを「遊文舎」にすれば、当たり前ですがいかなる検索エンジンでも最上位に表示されます。
しかし、このWEB サイトを新規のお客様に対する集客ツールととらえるのであれば、遊文舎の主な業態は印刷業ですのでインターネット上で印刷事業社を探している人たちに合致するSEM を行う必要があります。世の中の圧倒的多数の人たちは、何か調べ物をするときには知人に尋ねる前にネットの検索エンジンを叩きます。この動向にWEB 戦略の照準を合わせないといけません。遊文舎では「印刷会社 大阪」「印刷製本 大阪」などの検索キーワードでグーグル、ヤフーのトップに来るようにSEMを行っています。(続きは次号で。)
遊文舎1位表示!
数年前にあるデザイン案件をインターネットで探した会社さんに依頼し、品質価格折り合わず、失敗した経験を経営者仲間に話すと大笑い。「キパノスケさん、本当に実力のある会社はWEB サイトで集客なんかしないよ。口コミと紹介で仕事がバンバン来るんだからそんなのやってられないだろ」。飲食店さんなんかでも、常連さんを大切にしたいという理由でWEBサイトを作らないどころか、ぐるなびなどのマッチングサイトへの掲載も断固拒否したうえで繁盛されているお店もあります。
そんな環境のなかで、自社の商品サービスを広く知らしめるか否かは、まず最初の重要な経営判断になります。