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カラー印刷の仕組み

【公開日:2016/3/3】

今回は、印刷の色の仕組みについてお話しします。

「たくさんの色が使われているので、何色のインクを使ってカラー印刷にしているのだろう。」そう思われる方も多いと思います。
一般にカラー印刷と呼ばれているのは「4色印刷」のことです。「4色」とは、印刷物の基本となる4色のインクの色を指します。すなわちY(イエロー)黄色、M(マゼンタ)紅、C(シアン)青、BL(ブラック)スミ・黒です。この4つの色を組み合わせることによって、あらゆる色を作り出しているわけです。プロセスカラーとも呼ばれます。
例えば、Y=黄とC=青をかけ合わせて緑をつくります。YとCの度合いを調整して、思い通りの緑にします。絵の具を混ぜ合わせるのと同じです。CMYを色の三原色といい、これらを同比率で混ぜ合わせると、黒になります。これを「減色混合の原理」といいます。

どうやってカラー印刷してるの?

下の画像すなわち前号の『遊文通信』は、どのように印刷されたのでしょう?

これを印刷しようとした場合、4色(CMYK)の刷版というものを作成し、印刷機にセットし、印刷します。
C版、M版、Y版、K 版を重ね合わせると、カラーになる仕組みです。
上記の様に、色を掛け合わせ(正確には、網点と呼ばれるとても小さな点が集まり)、カラー印刷物は出来上がります。

カラー印刷は高い?

「モノクロ印刷に比べて、カラー印刷にすると、どうしてこんなに高くなるの?」
当然です!上記を読んだ方はお分かりですね。
カラー印刷(4色)は、モノクロ印刷(1色)に比べて4倍の価格になるはずです。
でも印刷代は、その他にも、紙代、制作費、製本費などなどありますので、単純に4倍にはなりませんが…