JaGra 定時総会・文化典記念式典を振り返って
—交流と学びに満ちた2日間
6月20日、大阪にて、印刷業界の一大イベント「第61回ジャグラ定時総会・第68回ジャグラ文化典式典」が開催されました。
JaGra(日本グラフィックサービス工業会)は、全国約700社の中小印刷業・グラフィックサービス業者が加盟する業界団体です。大阪大会には全国から405名の業界関係者が集まり、弊社代表取締役の木原は、実行委員長として準備段階から当日の運営まで、大会全体を統括しました。
ご報告が少し遅くなりましたが、当日の様子を舞台裏も交えながら、改めてご紹介します。多くの方にご参加いただき、さまざまな交流や新たな気づきが生まれた2日間を振り返ります。
株式会社羽車様を訪ね、
ものづくりの魅力に触れる
研修ツアー
前日の6月19日には、研修ツアーとして、堺市の株式会社羽車様を見学させていただきました。
まず印象的だったのは、現場で働く社員の皆さんに若い方や女性が多いことです。好きなことを仕事につなげ、生き生きと働かれている姿が、とても印象に残りました。
さらに驚いたのは、稀少な印刷機が数多く稼働していることです。オフセット印刷が主流となるなか、あえて高度な技術を必要とする活版印刷を守り続けてこられました。その結果、活版印刷ならではの手触りや質感が改めて評価され、新たな価値としてビジネスにもつながっています。
現場に響く機械の音やインクの香り、職人の手仕事から伝わる空気感は、実際に足を運んだからこそ感じられるものでした。また、大阪・関西万博でも展示された、12版12色を重ねて仕上げる極めて高度な作品も見学することができ、全国から集まった参加者からは感嘆の声が上がっていました。
株式会社羽車の杉浦社長による講演では、新工場の設立という大きな転機を迎えてから現在に至るまでの、一貫した経営戦略や行動力、ものづくりへの情熱が語られました。
参加者からは経営に関する質問や相談が相次ぎ、予定時間いっぱいまで活発な意見交換が続きました。ご興味のある方は、ぜひ一度、現地を訪れてみることをおすすめします。
笑いと
おもてなしに
包まれた
大会当日
つながりを これからの力へ
翌日の6月20日、リーガロイヤルホテル大阪で行われた総会は滞りなく進行し、夕方からは懇親会が開催されました。ホテルのコース料理に加え、串カツやたこ焼きなど大阪らしい料理も振る舞われ、会場は終始和やかな雰囲気に包まれました。
大阪といえば、やはり「お笑い」です。懇親会の催しでは、プロの芸人さんと弊社代表の木原が新喜劇で共演し、社員としては誇らしさ半分、恥ずかしさ半分といった気持ちで見守りました。その後は盆踊りで会場が一体となって盛り上がり、最後にはM-1王者のミルクボーイさんによる漫才が披露されました。おなじみの掛け合いに会場は大きな笑いに包まれ、余韻を残したまま閉会となりました。
昨今の物価高の影響もあり、会場や料理、特別ゲストの選定など、開催に向けてはさまざまな調整が必要となりました。それでも、「大阪らしいおもてなしで全国の皆様を迎えたい」という思いのもと、大阪の印刷会社の皆様とともに、長い時間をかけて打ち合わせやリハーサルを重ね、この日を迎えることができました。
改めまして、大阪までお越しいただいたご来賓の皆様、そして準備・運営にご協力いただいたすべての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
こうした業界活動は、単なるイベントの開催にとどまらず、人と人、会社と会社をつなぎ、新たな学びや仕事につながる大切な機会だと私たちは考えています。これからも業界や地域とのつながりを大切にしながら、印刷業界の発展に少しでも貢献できるよう、取り組んでまいります。
(東京支店長 佐地覚)





