No.156 | 2026年2月号
20秒で伝える「遊文舎の空気」
HP動画制作裏話
今回のホームページリニューアルにあわせて、トップページに掲載する会社紹介動画を新しく制作しました。これまでは外部の動画制作会社に依頼した映像を使用していましたが、今回は撮影・ディレクション・編集までを私が担当し、社内だけで完結する20秒ほどの動画に仕上げています。
いちばんの狙いは、短い時間の中でも「遊文舎の空気」や「ここで働く人の姿」が伝わることです。
2025年末にローンチされました。
よろしければ、遊文舎HP(Web)から一度ご覧ください。
社内制作だから撮れる「素の表情」
外部のカメラマンが入ると、どうしても撮られる側は身構えてしまいますが、今回は社内の人間がカメラを持ち、『いつも社内を回っている延長線上で撮る』感覚で撮影を行いました。あえて台本は用意せず、「演技はしなくて大丈夫です。」とだけお願いし、ポーズを取ってもらうのではなく、普段の仕事の様子に近い状況を切り取っています。
現場の空気感を、あえてそのままに
印刷会社の現場は、用紙やインキ、道具類、進行中の仕事の束など、決して整然とした場所ばかりではありません。
撮影のためにすべてを片付けてしまうと、きれいではあっても、どこか「らしさ」が抜けてしまいます。そこで今回は、多少雑多な状況もそのままにしながらも、背景がうるさくなりすぎない角度を選び、社員の表情や手元の動きに自然と目が行くような構図を意識しました。PC 作業に向き合う姿や紙や冊子に手を添える仕草など、各部署で淡々と仕事を進める日常の一場面がテンポよく映し出された動画になっています。撮影当日は、各部署のみなさんに「いつも通りで大丈夫です」と声をかけながら社内を回りました。
最初はカメラに緊張していた方も、作業に集中するうちに、ふだんの表情や動きに戻っていきます。真剣な横顔や、同僚と交わすさりげない笑顔、印刷物を確認する丁寧なまなざし—編集作業では、そうした一瞬をつなぎ合わせて一本の流れにしていきました。改めて映像で見返すことで、「こういう表情で働いているんだ」と感じる場面も多く、遊文舎の強みはやはり「人」にあると実感しています。
「直感」で伝わる20秒を目指して
編集では、限られた20 秒の中に「人・現場・雰囲気」をどう詰め込むかがテーマでした。
会社概要を細かく説明するのではなく、「ここはどんな人たちが、どんな空気の中で仕事をしているのか」を直感的に感じてもらえる構成を目指しています。カットの長さや切り替えのテンポを何度も調整しました。その結果、「あっという間に終わるけれど、もう一度見たくなる」ような映像になったのではないかと思います。
今回の動画を通して、ホームページを訪れたお客様に、「遊文舎って、こういう人たちが、こういう場所で、つくってくれる会社なんだ」とイメージしていただければ嬉しく思います。
撮影中の私です。
撮られるのは上手ではないです。
印刷会社の現場は、社外の方にとってなかなか目にする機会のない世界です。トップページの20秒が、その現場を少しだけ覗いていただく入り口となり、「何かあったらここに相談してみようかな」と感じていただくきっかけになれば幸いです。