No.142 | 2024年7月号
全部署の力の結集で「ジャグラ作品展」受賞

この度、「ジャグラ作品展」に弊社から出展した大阪大学産業科学研究所様の刊行物「 SANKEN ANNUAL REPORT 2023 」が、業務用印刷部門において作品展審査会委員長賞を受賞しました。
「ジャグラ」は一般社団法人日本グラフィックサービス工業会のことで、技術力向上やマーケットへのアピールを目的とし、1966 年より毎年作品展のコンクールを開催しています。今年は 4 部門合計640 点の応募があったそうですが、その中から 1 次、2 次、最終審査を通過し、見事受賞にいたりました。
今回出展した作品は、目を引く特色蛍光ピンクを表紙に大胆に使用し、さらに弊社の得意としているオンデマンド印刷機のメタリックトナーを組み合わせたデザインが特徴となっています。
蛍光ピンクをオフセット機で印刷した後に、オンデマンド機にもう一度通してメタリック+ 4 色カラーを印刷しています。オフセット機を通した後にオンデマンド機を通すには様々なリスクもあり、印刷現場でかなり細かい調整が必要でした。また、中面には前号、前々号の『遊文通信』でご紹介させていただきました弊社のカメラマンが撮影した写真も多数掲載しており、全部署の力が結集した印刷物でした。そんな作品がこのような賞をいただけたこと、とても光栄に思います。
そして、先日 6 月 22 日(土)にリーガロイヤルホテル広島で表彰式を兼ねた「第 66 回ジャグラ文化典式典」が開催され、遊文舎関係者一同で参加してきました。
式典にはお客様である大阪大学産業科学研究所広報室の方も駆けつけてくださいました。他の色んな賞の作品も一同に展示してあって、とても刺激的な式典でした。
今回受賞した賞よりまだまだ上の賞があるので、これに満足することなく日々精進していきたいと思います。
今回出展させていただいた印刷物は、賞をいただく前から他のお客様からの評判も大変良く、これをきっかけにお仕事をいただいたこともありました。弊社ではディレクション・撮影・デザイン・印刷・加工・製本までトータルでご提案させていただけますので、「いつも作っているパンフレットや報告書よりはこだわりたい」というお客様は是非ご相談ください。
(営業部マネージャー 河野 行俊)

▲ デザインを担当した制作課の下山

▲ 左から担当営業の河野、大阪大学産業科学研究所広報室の緒方様、下山

