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News Letter『遊文通信』

ISO 4 規格のサーベイランス審査を受けました課題は、10 年後の未来を可視化すること

遊文舎では、『品質管理(QMS):ISO9001』、『環境(EMS):ISO14001』、『情報セキュリティ(ISMS):ISO27001』、『労働安全衛生(OHSAS):ISO45001』の 4 種の国際規格を認証取得しています。
この度、6 月 26 日(月)、27 日(火)の 2 日間でサーベイランス審査を受けました。昨年 2022 年 10 月に京都支店兼京都工場が発足してから初めての審査ですので、マニュアルや規定の見直し、社員教育の実施等、事前準備が大変でしたが、全社員の協力もあり無事に承認を得ることができました。今回は、その様子をご報告いたします。

審査1日目 6月26日(月)大阪本社

 長年お世話になっている外部監査員である、瀬戸司氏と瀬戸健介氏に大阪本社へご来社いただきました。前回・前々回とコロナ禍でリモートでの審査であったため、審査員の方々は3年ぶりの来社となりますので、まずは旧交を温めるところからスタートです。

▲ 外部監査員の瀬戸司氏(右)と瀬戸健介氏(左)

 初回会議のあと、今年の1 月に改装した本社1 階のPOD工場を中心にサイトツアーを行いました。3 年前と比べて大きく変わった本社の状況に、審査員のお二人から種々の質問を受けるなか、動線の改善による生産性の向上が見られる、とお褒めの言葉をいただきました。
 約1 時間のサイトツアーが終わり、いよいよ審査の開始です。社長へのトップインタビューから始まり、4 規格それぞれの内容と、各部署の責任者に対する審査が一日通して行われました。質問の中心はやはり京都支店兼京都工場の発足と大阪本社のPOD 工場のことです。外部の方から質問していただくことで、改めて各部署が感じるメリット・デメリットを認識することができました。このような有意義な情報を今後の業務に活かしていきたい、と社員各々の胸に深く響きました。

▲ 大阪本社のPOD 工場

審査2日目 6月27日(火)京都支店

 二日目は、場所を京都支店へと移しての審査となりました。京都支店のメンバーは初めてのISO 審査となりますので、初回会議で審査員よりISO について説明をいただきました。
 サイトツアーでは、審査員の方々に隅々まで見ていただいたあと、各社員との会話や、設備内容に対する質疑応答などで、予定時間をオーバーしてしまいましたが、京都工場の意義を感じ取っていただけたと思います。見学後、印刷部門を中心とした審査が行われ、二日目の審査は完了となりました。

▲ 京都支店での初回会議

▲ 時間オーバーした京都支店サイトツアー

▲ OHSMS について熱くレクチャー

お客様や会社への責任を全うするために、
このシステムを遵守・活用してまいります

最終会議 遊文舎の現在地が浮き彫りに

 二日間の審査を終え、不適合はゼロ。審査員からの最終報告は、外から客観的にみた遊文舎の現在地を明確にしてくれました。印象的な参考意見を挙げてみます。

2002 年のQMS からスタートし、2004 年にEMS、そして2017 年に4 規格QMS/EMS/OHSMS/ISMSの統合マネジメントシステムを構築運用して7 年目。マネジメントシステムは定着期から成熟期に向けて確実に進化し、高いレベルで運用されている。

業界が縮小し廃業になる組織もある中、収益改善の施策・財務体質改善がなされ、従業員への信頼による地に足を付けた経営を展開している。新規よりも現状の顧客を堅調維持し、収支バランスを注視して利益を出す体制をめざしている。

大阪工場はデジタル工場(オンデマンド機6 台)、京都工場はオフセット印刷工場(3 台)にてそれぞれに特化した専門工場として運営し、基幹システムを共有し個別原価管理を可視化して、営業プロセスに連動している。課題は、「10 年後の未来を可視化すること」

営業拠点が大阪・京都・東京の三ヵ所に増え、ハード面では生産設備も充実し、発展の一途をたどっているが、それに見合ったソフト面を構築することが各部門での喫緊の課題となっている。

営業部長のスタンスは「しっかりお客様に向き合っているか」を自問自答すること。その考え方を、週1回のミーティング、帰社時の営業報告、個人面談等により徹底している。3 拠点でのそれぞれの営業スタッフのミッション達成が期待できる。

京都工場のチーフは、「何年もクレームということを聞いたことがない」とのこと。そのコアは、摺り上がったものを見て、おかしく感じたら間紙を入れる。そして積み替え時点で間紙を確認するという、工程内異常を最終工程で取り除くというシンプルかつ基本作業を実践すること。Zero 災職場、安全職場の確立を推進継続している。

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