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News Letter『遊文通信』

2021年 雌伏から飛翔へ ~かかわるすべてのみなさまとともに

遊文舎を支えていただいているすべてのみなさま、いつも遊文舎に格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。みなさまのおかげで、遊文舎は厳しい世相の中2020 年度も越年し、新年度を迎えることができました。心より感謝申し上げます。

雌伏し力を蓄え、次なる大いなる飛翔に向けて

 インバウンド景気の最中の東京オリンピック、さらに5 年後の大阪万博を見据え、消費増税のマイナス面が懸念されつつもゆるやかなインフレ基調で好景気を享受していた日本を襲った新型コロナ感染症パンデミック。
 程度の差こそあれ、影響を受けなかった人や企業や団体はあろうはずもなく、社会や人々の暮らしに暗い影を落としました。遊文舎もその影響を少なからず受け、売上は10%減収の7 億9千万、営業利益は1千万程度の赤字を計上する予定です。明確な要因があったとはいえ、赤字を重く受け止め事業の収益性改善に引き続き努めて参る所存です。
 歴史を紐解けば、大規模自然災害を始めとして、今回のような感染症パンデミックを人類はたびたび乗り越えてきました。すなわちオイルショックしかり、バブル崩壊しかり、リーマンショックしかり、東日本大震災しかり。今回の危機も人類の叡智の結集により力強く乗り越えるのは時間の問題であることを歴史が証明してくれていると思います。再び経済が活性化するそう遠くない未来に備え、私たちは今だからこそできること、すべきことを共有し、着実に実行してゆく所存です。

リモートワークもすっかり板につきました

東京、大阪の拠点間、また取引先様とのオンラインでの
コミュニケーションを試行錯誤しています

変化をチャンスに、今こそ挑戦あるのみ

 「この世で生き残る者は強い者でも賢い者でもなく、変化できる者である」この著名な格言を今こそ反芻し、日々の行動に落とし込んでいきたいと考えております。「コロナが落ち着いたら」が挨拶の枕詞になり久しいですが、外部環境の大きな変化はあって然るべきと捉え、その有事に備え個人も企業も備えが必要であることをコロナ禍はあらためて強く認識させてくれました。企業の備えは内部留保であり、そのために平常時に時流にマッチしたビジネスモデルを磨き上げ、堅調な収益を上げ続ける必要があります。
 デジタルトランスフォーメーション(DX)の概念が認知され、これまでは生産効率を上げるツールとして認識されていたITやICT の立ち位置も今後変わってくるのではないでしょうか。個人が生活を豊かにし企業が収益を上げるための手段として、人々が明確な意思を持って変革していく。まだ曖昧模糊としているこのDX の真の価値を見出せた者が今後ますます時流に乗っかり、弛まない成長を育んでゆくことでしょう。

工場従事者は特に体調管理、感染症対策に注意しています

印刷会社として今後なすべきこととは

 600 年前のルネサンス期に人類の三大発明にあげられた活版印刷技術。一つのコンテンツを大量に複製し、情報伝達の利便性を飛躍的に向上させた印刷技術は21 世紀のインターネットによってさらに進化した技術革新を巻き起こしました。600 年の時を経て、印刷技術を活用した情報伝達産業の担い手である私たち印刷会社の社会的使命も大きく変わりました。DX という大きな潮流の波を自ら乗りこなし、常に情報伝達の最適解をお客様とともに創造する。これまで培ってきた紙媒体の製造ノウハウとインターネットの速報性をうまく融合させ、ロジステイックスまで含めたワンストップサービスを提供する。
 これらを成しえるには経営陣がまず知見を高め、未来を見据えた明確なビジョンを示せないといけません。そしてそれ以上に、担い手である従業員一人ひとりにとって魅力的である企業であり続け、彼ら彼女らの能力を最大限引き出せる、そのような企業風土を醸成していかねばなりません。IT がいかに進化し、外部環境がどう変わろうとも、従業員とともにその変化に強かに適応する。印刷会社に限らずこのような企業のみが存続してゆくのではないだろうかと考え、日々の行動に落とし込んでまいる所存です。

本年度も遊文舎グループを何卒よろしくお願い申し上げます。

私たちのスローガン~
育てよう OUR COMPANY!
自ら創ろう OUR GREAT FUTURE!

2020年12月 大阪本社前にて

2020年12月 東京支店近くの東京ドーム前にて

ご挨拶ですのでマスクを外して撮影しております

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