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News Letter『遊文通信』

誰でもわかる!?オフセット印刷とオンデマンド印刷の違い!

印刷をお考えの際、大ロットは『オフセット印刷』小ロットは『オンデマンド印刷』と何気なく使われている方も多いのではないでしょうか?
はじめてご依頼いただく方などにとっては「何のことやら?」となってしまうのは当然だと思います。
今回はそんな疑問の解決に少しでもお力になれればと思い、現場で働く我々が印刷機についてご紹介させていただきます!

そもそも「オフセット印刷」とは??

 刷版についたインキを、ブランケットと呼ばれる樹脂やゴム製の転写ローラーにいったん移し(Off)、そのブランケットを介して印刷用紙に転写(Set)されるといった、版と用紙が直接触れない印刷方式から、「オフセット」という名がつきました。

オフセット印刷の構造はこうだ!

 オフセット印刷は平版印刷であるため、版に凹凸はありません。版(アルミ板)の上で、水(湿し水)と油(インキ)との反撥し合う性質を利用し、インクがのる部分とのらない部分とを分けています。
 印刷機の仕組みとしては、版胴と呼ばれる部分に版が巻き付けてあり、そこへインキと湿し水が供給されていきます。版とブランケットが接触し、ブランケットに転写されたインキが、用紙へと印刷されていきます。版が直接紙に触れないことから胴の磨耗が少なく、非常に鮮明な印刷が可能です。さらに、大量部数の印刷も、短時間でスピーディに仕上がります。

2大オフセット印刷機!

 『枚葉印刷機』と『輪転機』オフセット印刷機には、紙1 枚ずつに印刷をしていく枚葉機、巻取り紙に連続的に印刷する輪転機などがあります。
 枚葉機は1 枚ずつの紙に印刷するため、紙の選択に自由度が大きく、小ロットの印刷にも対応しています。両面を一度に刷れる用紙反転装置が組み込まれたものや、色数・用紙サイズ・乾燥方式やインクの種類などによってさまざまな枚葉機を採用しており、商品それぞれに最適な印刷機にて印刷を行っております。
輪転機は機上でインキ乾燥、用紙の折りと断裁ができるため、生産性が高く大ロットの印刷(大部数のチラシや雑誌・書籍の印刷など)に向いています。

「オンデマンド印刷」ってなに??

 オンデマンド(On demand)印刷とは、「要求・必要に応じて必要な部数を提供する印刷」という意味です。原稿データをダイレクトに読み取って複写・製本までを一貫処理する印刷方式で、 製版作業の必要がないため、小部数の印刷や短納期での対応が必要な印刷に適しています。一部高精細な再現性に制約がありますが、一般的な商業印刷レベルの仕上がりを実現します。

短納期対応

 製版行程が不要なオンデマンド印刷は、納品のスピードが違います。情報の更新が頻繁なDM やチラシ、会社案内、パンフレットなど情報の修正・増刷の際もスピーディに対応可能です。

小部数対応

 小部数から対応可能なオンデマンド印刷なら必要な分だけをその都度ご注文いただけます。不要な在庫の保管や廃棄を削減することができるため、節約・節電・エコにつながります。また小部数で多様なデザインの印刷物の作成にも最適です。

方式選定について

 ここまでお読みいただき「結局どっちにすればいいの?」と疑問を持たれる方も多いと思います。用紙や再現性、納期やコストに応じて専門の印刷会社にご相談ください。
 弊社では最新のオンデマンド印刷機によりオフセットに負けず劣らずの高いクオリティーを出せるので詳しくは担当営業にお聞きください! 我々も現場でより良い品質のご提供に今後とも努めさせていただきます!

▲ハイデルベルグ SPEED MASTER 74- 4

▲Iridesse Production Press

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