会社で絵本作家の夢、実現!
大阪大学出版会様から絵本のお仕事のお話をいただいた時、プロではない私は、イラストレーターの友達数人に声を掛け、ホームページのURL や写真をお送りしました。私の今まで描いた作風の定まらないイラストのポートフォリオもお送りしました。
……が、結果、私のポートフォリオ内の一部の絵を選んでいただき、私が絵本の絵を描かせていただけることに!
なんだか、自分がしてきたことがあながち間違いでもなかったような、救われる気持ちになりました!
いざ仕事が始まり、当初キャラクターを描き始めた頃、お客様の要求通り、かつ修正のことを考え、あくまで仕事としてスムーズに行くことを意識して描いていました。しかし、そのような作り手の気持ちは作風にも表れてしまったようで、大阪大学出版会様、寺田先生双方からもっと自由に、自分自身が描きたいように描いてほしいとご指摘をいただきました。そこから私は視界が開け、自分のアイデアを紙面にガンガン挟み、登場キャラクターに勝手な格好をさせ、ときには絵だけではなく文章に対してもご提案をさせていただきました。
こちらからの素人目線の提案に対しても、意見を聞いてくださる寺田健太郎先生や大阪大学出版会様、弊社の担当営業、皆さんのおかげで、私の能力は引き出され、絵を描き上げることができました。
まさか会社勤めで絵本を描くなんて!夢が叶ったようなチャレンジができました!
これからもワクワクするようなチャレンジに取り組んでいきたいと思います。
(制作課 乾摩耶子)