No.70 ｜ 2017年4月号

㈱DAIプランニングと㈱遊文舎
M＆A成約のご報告

3年前からのプロジェクト

　近年、事業承継の一つのスキームとして、中小企業間でもM＆Aが一般的になりつつあることはみなさんご承知のとおりです。商品サービスの質を向上させ、企業を存続発展させてゆくには経営資源へのたゆまぬ投資が必要ですが、人口減で市場が縮小するなか、企業単体での投資活動には制約がありリスクも増大します。
　経営基盤の強化のための他社様との提携のニーズは今後も増してくると考え、成長の可能性をさらに推し進めようと、3 年ほど前からM ＆ A の対象会社の情報を収集していました。

新たなサービスをご提供

　昨年後半、日本M＆Aセンター㈱の仲介により、㈱DAI プランニングとご縁をいただきました。交渉には3 か月かかりましたが、当初より直観的にコレッと閃くものがあり、可能な限り即断即決で事をすすめました。
　結果、遊文舎グループとして従業員数70名、年商12億円ほどの事業規模になりました。今後、東京西部にあるDAI プランニングと相互の技術交流を促進し、小売流通業に対する販促支援のノウハウをこれまで遊文舎で対応しきれなかったご提案にも結び付け、さらに営業販路の拡大を目指しお取引様に貢献したいと考えています。

調布に単身赴任しています

　弊社としての初めての試みでもあり、私自身の研鑽も兼ね、2017年2 月21日よりDAI プランニングの代表取締役として、遊文舎の代表も兼務して東京に赴任しております。
　不安な面も当初ありましたが、DAI プランニングの事業基盤が想像以上に強固だったのとスタッフのみなさんが本当にいい人ばかりで、新しい環境で日々学びながら、とても充実した楽しい日々を送っております。
　20年ぶりの一人暮らしですが、昔ながらの古い町並みが残る街はとても素敵です。

（株式会社遊文舎　代表取締役　木原 庸裕）

まだ成約して2 か月のプロジェクトですが、M＆Aについて学べたことが数多くあります。
お尋ねくだされば可能な範囲でお伝えさせていただきますので、
M＆Aへのチャレンジを検討されている方は特にお気軽にお声がけください。

わが社を素描する

㈱DAI（ディエイアイ）プランニング

東京・調布という街

　東京都の中央部に位置する調布市。武蔵野台地と多摩川低地によって構成され、南端には東西に多摩川が流れる自然豊かな街です。NHK 朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」でもおなじみ水木しげる氏がお住まいになった街としても有名です。

便利な交通機関

　中央を私鉄京王線が走り、新宿まで特急で15分と都心へのアクセスも非常に便利です。高速道路でのアクセスも首都高4 号線調布インターチェンジもあり、お客様への迅速な対応を可能としております。
　調布飛行場からは、大島・新島・神津島・三宅島に1日3 便ずつフライトしております。

名所・名物

　調布駅から北に位置する、深大寺は湧水が多く「東京の名湧水57選」にも選ばれております。その湧水を使用して作られる「深大寺そば」は風味の豊かさやコシの強さから、遠方からその味を求めて来られるそば通が後をたちません。なにより深大寺は浅草・浅草寺に次ぐ古刹でもあります。
　また、日活撮影所があり古くから石原裕次郎や小林旭などのスターが数多くの名画の撮影で訪れました。古くから映画のまち調布として有名でしたが、調布駅前のパルコの中にあった映画館が閉店して以来、ながらく一軒も映画館がありませんでした。しかし2017年秋に調布駅前の大規模開発に伴い、多摩地区最大級の大型シネマコンプレックスが開業予定です。駅前の大型商業施設の開店も含め今後とても発展性のある街、それが調布なのです。

（営業課　上田 慎）

深大寺

調布駅前

ゲゲゲの鬼太郎ロード・多摩川

角川大映スタジオ