No.68 | 2017年1月号
2017年飛翔
〜かかわるすべてのみなさまとともに
遊文舎を支えていただいているすべてのみなさま
いつも遊文舎に格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
みなさまのおかげで、遊文舎は厳しい世相の中なんとか2016年度も越年することができました。心より感謝申し上げます。昨年は年始に経営理念を刷新し、時代の大きな変化のうねりを従業員一同力をあわせて乗り切っていこうと決意を新たにした元年でありました。組織体制も変革し、部門間の障壁を取り払ってよりお客様に役立つ商品サービスを提供することにベクトルを合わせ、結果として売上は創業来最高の8 億円台に到達することができました。これが一時的な膨張ではなく地に足つけた成長であることを2017年度も引き続き従業員一同体現してゆく所存です。
遊文舎の経営理念は
遊文舎に関わる全ての人が楽しく幸福であるために
仕事は面白くやらなアカン! です。
これは、お客様・取引先様・スタッフの皆様・そのご家族等、遊文舎とご縁のあったあらゆる方の幸福に寄与できる、関わってよかった、今後ともよい関係を継続したいと思っていただける、そんな会社でありたいという想いを表現した私たちの信念です。
<スローガン>
育てよう our company!
自ら創ろう our great future!
これは、遊文舎はオーナーのものではなく「関わる全ての人」一人ひとりのものであり、遊文舎の提供する商品サービスによりお客様が幸福になり、そのことにより遊文舎が健全に成長し、取引先の皆様や従業員も幸福になるという「幸福のスパイラル」を目指す私たちの決意表明です。
「強いもの、賢いものではなく変化できるものが生き残る」というあまりにも有名なフレーズ。いみじくも元旦の日経新聞1 面のキャッチコピーは、「当たり前など存在しない世の到来」でした。本格的なAI(artificial intelligence=人工知能)時代が到来するフラグがそこかしこに立っているように思います。自動車や各種公共交通機関の運転技術、IOT(internet of things)によりモバイルのみならず家電や衣服さえもネットにつながる近未来。生産性が爆発的に向上すると同時に240万人もの人間が職をAI に奪われるという試算が出ています。そのような変化の中、社会や関わる全ての人たちとともに強かな変革を持続することでより強固な存在価値を遊文舎は確立してゆく所存です。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 木原 庸裕
1998年の省庁再編にともなう印刷産業の所管が、それまでの通産省紙業印刷課から経産省メディアコンテンツ課に変更になって20年になります。
戦後、タイプ印刷からDTP まで4 回の技術革新の波を切り抜けてきましたが、以降、これまでの印刷業という括りでは出荷額が大きく減少しているという現実です。しかし、情報処理のスピード化・オープン化の加速に対応するコンテンツ産業という捉え方がやっと現実味を帯びてきています。今後、さらに全く新しい環境に出会えるのではないかと、期待しています。変わらぬご厚誼のほどよろしくお願いします。
(相談役・木原 基彌)
遊文舎は前史を含めると創業50年になります。企業の平均寿命は約30年といわれる中で、100年企業には及びませんが、長寿の域にさしかかっているのかもしれません。
元旦の新聞のAI 特集に「人工知能と結婚する日」とあり、2050年と断言する学者の説に驚愕しました。あと30年余の猶予です。企業は必ずしも大きく成長する必要はありませんが、お客さまのニーズに対応したたゆまぬ変化は絶対必須課題です。激変する環境の中で、どこまでよりよく成長していけるのか、今後ともご指導よろしくお願いします。
(専務取締役・木原 由美子)
大阪本社
東京営業所