各種印刷物の制作から
Web・デジタルコンテンツまでトータルにサポート致します

お気軽にご相談ください 大阪本社の電話番号06-6304-9325
メールのアイコン
お問い合わせ

News Letter『遊文通信』

飛んでみよう!飛んで行け! ―自費出版あれこれ その2

前号では出版の現況を簡単に述べました。今回はユニウスのサービスと新刊の具体例から、意外にハードルの低い自費出版へのひとっとびをご案内します。

ユニウスのこんなサービス

●コストダウンの工夫・・・手間暇かかる組版は効率化が肝。マクロやXML を駆使した自動組版、PDF の活用など、制作会社遊文舎と一体化した出版社だからこそできるサービスの色々を提案し、コスト低減に努めます。

●造本=デザインの技・・・カバー・表紙のビジュアルは本の生命線。高品質のデザイン力と本づくりの経験を踏まえた編集者のアドバイスで、お互い納得できるまでダメ出しのうえ進めます。撮影スタジオも完備しています。

●まずはデジタルプリントで少部数・・・300部までならオフセット印刷よりデジタルのほうが安い。対象により描写力の違いもあるが、少部数でスタートするのが無難。

● ISBN 取得は無料・・・書店へ流通させるためには、ISBN やバーコード取得が不可欠だが、ユニウスでは無料でサービス。

●取次店からアマゾンへ登録・・・ネット通販加速の時代、自動的にアマゾンへ登録。レビューを友人に頼んだり、自助努力も楽しくやりましょう。

●日本自費出版文化賞・・・ユニウスの判断で作品を応募します。著名な審査員の選考にチャレンジすることができます。

『萩原広道(上・下)』
菊判/上下巻1 ,500頁/200部/ハードカバー/12,000円
著者は高校教員の傍ら幕末期の悲運の文人に憑りつかれ、20年来研究を続けてきた。広道の伝記はまだ詳らかにされてないので出版を勧めたが、「出版など気恥ずかしい。私家版でよい」との含羞の人らしい返事。自費出版と決断されたのは「せっかく活字にするのなら、一人でも多くの人に読んでもらわないと本に対して失礼や。思い切って飛んでみたらどうですか」の一言だと思う。結果、思わぬ研究グループとの繋がりも生まれ、講師に招かれたり活躍の場が広がった。

『希望─2016年の自己記録』
A 5 版/40頁/100部/無線綴じ/ 1 ,000円
著者ご夫妻は詩とイラストを共作し、ユニウス刊の知人の詩集を見て来社。本にしたいが出版には相当の費用がかかるだろうから、50部の私家版でいいとのこと。ISBN 取得して流通に回し、100部で8 万円と見積もると、驚いた様子で即決された。本づくりのことは全くの素人なので、扉・目次・奥付の付物はユニウスの編集者が原稿作り。なによりも大層喜んでくださったのが私たちの励みとなった。

『マレーシア語学習辞典』
A 5 判/900頁/600冊/ハードカバー/ 5 ,000円
著者は予備校の英語教師を定年退職後、マレーシア語に興味を抱き、独学で学ぶ傍ら単語をワード入力、それが辞書となった。初心者用のしかも日々の生活に密着した辞書は見当たらないので、出版に挑戦してみたいと相談を受けた。日常生活目線がよかったのか、ぼつぼつ売れて改定版、増補版と3 回も版を重ね、次は2020年東京オリンピック目指し、2000頁の本格的辞書を作ると意気軒高な日々である。

大手出版社とはひと味違うユニウスの自費出版ですが、あなたの可能性は渺々と広がります。ぜひトライしてみてください。

(株式会社ユニウス 三宅由美子)

ご注文の流れ

上へ行くボタン