2015東京国際ブックフェアReport
電子書籍よりコンテンツに収穫 ● 2015東京国際ブックフェア ●
電子書籍
コンテンツマーケティングEXPO
●コンテンツSEO:コンテンツSEO とは自社のHP のコンテンツを充実させて検索結果を上位表示させようというもの。本来は実際にユーザーの検索ワードに対してどれほど望んでいる答えを出せるかというものですが、現状はそこそこの情報を大量に入れていくという業者さんが多いようです。
●オウンドメディア:企業が積極的に情報発信をしていくオウンドメディアのサービス。こちらもただの情報ではなくユーザーにとって有益になる情報の発信になり自社製品の紹介ではなく、業界ニュースや暮らしの知恵といったためになる情報の配信をする事業。こういう情報発信は、いくつかの企業がしているとは思っていたのですが、これに「オウンドメディア」という名前があってトレンドになっているとは知りませんでした。なかなか専属で担当がつけられなくて悩ましい分野であるためこのようなサービスが出てきているのでしょう。
●アナリティクス:自社HP の詳細な分析サービス。ページのどこがよく読まれていてどのボタンがクリックされているかといったヒートマップ分析、今あるキーワードがどれぐらい競争力があり次にテコ入れするキーワードを提案してくれるサービス。
●付加価値コンテンツ:動画の作成や、占い、アニメ風のキャラクターなどを使ったコンテンツの作成サービス。
このように多くのサービスが今年から一気に増えた感じがあります。WEB の重要性がますます高まってきているという事でしょう。
先端コンテンツ技術点
●VR:今年はVR が花盛りです。ゴーグルの様なヘッドマウントディスプレイを装着すると、自分がコンサート会場の中にいる様な感じ。上を見ると天井が、後ろを見ると観客が写ります。専用のディスプレイは高いのでスマホを利用した安価なヘッドセットがいくつか出ていました。
そんな中エプソンはそこそこ安価なヘッドマウントディスプレイを紹介。これはGoogleGlass のようにかなり大きなメガネ型で観光しながら目の前に過去の建物が現れたり案内してくれたりします。
●3Dプリンタ:3Dプリンタもだいぶ安価になり、自身のフィギュアを作ってくれるサービスや、3Dプリンタ自体の出品もありました。
●4K:超大型4 K テレビの展示がありました。テレビには車が実物大で表示されていて驚きました。超大型4 K テレビを使ったアートの紹介などどのように新しい事を提案していくか可能性を紹介していました。
今年は電子書籍というよりWEBで収穫のあったブックフェアです。自社のWEB への取り組みをもっと真剣に考えていく時期なのかもしれません。
(たけうち)