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News Letter『遊文通信』

『マーケティング』とは? 第1回

 読者のみなさまいつも遊文通信をご愛読いただき誠にありがとうございます。今回から複数回シリーズで、よく使われるが正確な意味の解釈がまちまちである「マーケティング」という言葉の意味について、考えてみたいと思います。
 ご商売をされておられる方にとって重要なテーマですので、是非一緒に考えてみましょう!

マーケティングとはコミュニケーション

 企業が商品やサービスを提案し、お客様が購入するというプロセスは、コミュニケーションです。社内でも、製造部が作った製品を営業部が販売するというのも、何らかの伝達が行われる以上、コミュニケーションと言えます。
 マーケティングとは、数字を扱うことのように言われますが、私どもは「マーケティングはコミュニケーション」だと位置づけています。
 意外に思われるかもしれませんが、商品を購入するなどの行動には「顧客心理」というものが働いています。両者は密接な関係があるのです。

コミュニケーションの第一歩は気づいてもらうこと

 人間は1 日に何度もコミュニケーションを取っています。一方で、街を歩けば多くの人とすれ違いますが、その人たちとコミュニケーションを取ることはめったにありません。例外があるとすれば、キャッチセールスやナンパを目的に道行く人に声をかけている人ですね。
 ときどき見かけると思いますが、声をかけられた人の多くはどんな反応を示しているでしょうか?
 そうですね。無視して素通りです。
 声をかけていますが、無視されるというのはコミュニケーションが成立していません。つまり、マーケティングの失敗です。
 まずは、こちらの話を聞いてもらうために足を止めてもらわないといけません。
 単純にこちらの言いたいことを言ったところで、相手は興味を持ってくれません。
 相手はどんなことに興味を持っているのか?ここを考えるのがマーケティングの出発点です。今日、これからも何らかのコミュニケーションを取ることになると思います。相手の興味に沿った話を心がけてくださいね。

マーケティングの目的がコミュニケーション
相手(お客さん)を作ることだとすれば?

 ビジネスの世界では、マーケティングの目的は「市場の創造」「顧客の創造」なんて言われます。要はお客さんを作るということなのですが、ここでは、新しいコミュニケーション相手を作るという具合に考えたいと思います。
 さて、道行く人をキャッチセールスで捕まえようとしてもほとんど無視されます。これではコミュニケーションができないのでマーケティングは失敗だと話しました。
 ナンパ指南をしているわけではないので、この事象をビジネスに戻しますね。世の中の商品でも、お客さんが足を止めて見るものと素通りされるものがあります。違いは何でしょうか?人気がある人とない人も同じことが言えます。この仮説について、次号で記したいと思います。

(Mr. トップセールス)

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