各種印刷物の制作から
Web・デジタルコンテンツまでトータルにサポート致します

お気軽にご相談ください 大阪本社の電話番号06-6304-9325
メールのアイコン
お問い合わせ

News Letter『遊文通信』

小ロットで高品質な写真集を低価格でご提供ART-BOOK

 アートブックとは、丈夫で(上製本糸かがり)キレイ(超高品質印刷)をコンセプトとし、小ロットの写真集・作品に最適です。
 絵画、写真やイラスト等の作品集では、クリエイターがその思いを伝えるため、色の再現性がいちばん重要になります。弊社のCMS(カラーマネジメントシステム)により色の再現性が保証され、忠実にオリジナル作品を再現します。富士ゼロックスColor 1000 Press の導入により印刷から製本までの工程を短縮しコストを削減、小ロットでもハイクオリティー・低価格の作品集をご提供させていただくことが可能になりました。

ART-BOOKの特長

●30部からの小ロットに対応

●上製本(ハードカバー、糸かがり綴じ)

●デジタル処理による繊細な色調整が可能

参考価格

24頁/100部 ¥162,000(税込)

*上記は定型フォーマット(1頁につき1画像を掲載)でレイアウトした場合の価格です。

標準仕様
サイズ: 200mm *200mm
本 文: フルカラー、マットコート135kg
表 紙: フルカラー、マットコート62.5kg、PP 加工
見返し: タント100kg
頁 数: 24頁〜
部 数: 30部〜
製 本: 上製本ハードカバー、糸かがり綴じ

栄光の架け橋 13

第13回は㈱加工技術研究会・大阪営業所にお伺いして、
編集部の小林様、蛭田様にお話を聞きました。

―御社についてお聞かせください

 私たちはフィルムを中心としたウェブ素材に、印刷、コーティング、ラミネート(貼り合わせ)などの付加価値を高める加工を施す「コンバーティング業界」向けに技術情報を発信している出版社です。コンバーティングという言葉は耳慣れないと思います。例えば、ラーメンの袋やレトルトパウチの袋は、印刷の他に日持ちを良くするために何層かのフィルムやアルミ箔で構成されており、貼り合わせなどが必要になります。そうした素材の加工を行う加工業者をコンバーターと言います。そうした技術は、液晶や有機EL などのディスプレイやリチウムイオン二次電池、太陽電池など数多くのエレクトロニクス製品にも応用されており、海外と比較しても日本が強い産業と言われています。

―最近の刊行物としてはどういったものがありますか?

 そうした付加価値を付与するための加工技術に関する技術情報誌である『月刊コンバーテック』を発行しているほか、東アジア、東南アジア向けに同じコンセプトで発行している『CONVERTECH& e-Print 』の2 つを主力媒体としています。最近では、日本が得意とする機能性材料を紹介する『機能性材料総覧』を発行したほか、今年の夏にはフィルム、押出樹脂では国内随一のデータブック『プラスチックフィルム・レジン材料総覧』の発行を予定しています。

―遊文舎の印象をお聞かせください

 レイアウトなどこちらの要望について、しっかり聞いてくれた上でフレキシブルに対応していただけるのでかなり助かっています。講演資料などの仕事も数多くお願いしていますが、短納期にもかかわらず、キッチリこなしてくれるのも心強い限りです。

―最後に何か一言お聞かせください

 これからもコンバーティングに関する情報をしっかり発信していきますのでよろしくお願いします。

(聞き手:浮き袋)

最近の刊行物

印刷Part. 9

生産管理○○な話 ─その4─

営業と業務。お客様との橋渡しをする生産管理。
遊文舎の心臓部が日々動いています。

●落とし穴に嵌まらないように

 遊文舎の生産管理部門は新設されてまだ2年に満たないが、営業とともに、生産各部門に対する指示・管理・調整等の横断的機能を有しており、資材調達・外注管理も担っている。ひらたく言えば社内営業部門であり、納期管理・品質管理において日々重要な役割を果たしている。
 そのなかで私の役割は、おもに書籍の品質管理である。書籍と言っても、出版物・教科書・研究書・紀要などから自費出版の自分史・画集・句集など、硬軟さまざま多岐にわたる。それらの入稿から納品までの全工程で、編集したり校正したり検版したり…、多くのチェックポイントをつぶしていく。印刷の工程には本当にイヤになるほど多くの落とし穴がある。一つでも見逃したら、数百万円の損失になりかねないので、会社としても生産管理部門に重きをおいて徐々に拡張していっている。

●負のスパイラルから抜け出すには

 出版不況が言われてひさしい。大手出版社は売上高確保のため、やみくもに出版点数を増やし、結果、返品の増加、出版物の短命化、市場の低迷と悪循環の負のスパイラルに陥ってしまった。
 元旦の新聞広告で、出版業界1位の講談社は2011年出版点数は、雑誌・書籍・コミックあわせて4 億155万部と成果を誇っている。1社だけで1日平均110万部!このうちの何パーセントが読者の手にわたっているのだろうか。
 不況の要因として、電子書籍の急速な拡がりが挙げられることが多いが、いまや紙ベースか電子書籍かという二者択一ではなく、真に読者=時代が求めるもの、社会に役立つ本を提供するという出版の原点に立ち戻るしかこの悪循環から抜け出す途はないと思う(当たり前すぎて恥ずかしい位だけど)。

●驚き、発見、感動を伝える

 そんなこんなの日々ですが、印刷を通じて、とくに大好きな本づくりを通じて、驚きや発見、感動をひとりでも多くの人に伝えられるよう、お手伝いできることが私の大きな歓びです。
 大晦日に茶屋町の丸善ジュンク堂へ寄ったら、私たち遊文舎で造本した『夫源病』が1階の話題書に積んであった。多くの人に手にとってもらえて読んでもらえるのだと嬉しく、早々にお年玉をいただいた気分で新年を迎えることができました。
 本年もクレームゼロめざしてがんばりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

(記:遊民)

丸善1階 話題書コーナー

ご注文の流れ

上へ行くボタン