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News Letter『遊文通信』

遊文舎社員も初心にかえり学ぶ

今年もインターンシップの学生さんを8月29日から9月16日まで2名お迎えしました。

大阪女子学院大学 国際英語学部
中村 美鈴さん

”制作”でも”営業”でも
「この会社は人が良いんだよ」と言われてびっくり
とっても良い雰囲気の”遊文舎”さん

 8月29日から9月16日までの3週間、大阪女学院大学からコンソーシアム大阪を通して遊文舎さんへインターンシップをさせていただきました。

 最初の3日間はIllustrater, Indesign の使い方について。本当に丁寧でわかりやすい説明で、実際に練習させてくださったので覚えやすかったです。課題の中で一番詰まったことは、技術的な問題以前に「どういう風に表現するか」という発想がまったく浮かばなかったことです。限られた要素やスペースで、さらに条件を守って何かを作るということがこんなに難しいことだとは思っていませんでした。大体のイメージや文章だけを与えられてあれだけのポスターや紙面を作ってしまう皆さんがすごいと実感しました。課題だけでなく、私が所属する新聞部の新聞ヘッドの作成、内容・デザインや配布方法についてのアドバイスまでいただくことができました。忙しいのに細かい部分まで見てくださり、見本となるサンプルや実際の新聞までいただけて大変参考になりました。

 3週間のインターンシップの内、3日間営業の同行をさせていただきました。取引先の方との打ち合わせを見ていて、取引先の方が会社そのものはもちろん、営業の方の人柄やしてきたことを信頼してお話をされていると感じました。営業が企業の顔と言われる意味が少しわかったような気がします。社会人としての考え方や心構え、人付き合いの上での常識や気遣いの大切さを教えていただきました。社会に出て辛いことがあったときには、お話を思い出して頑張ろうと思います。

 予想していた以上のものをたくさんいただけて本当に楽しく、3週間で終わってしまうのがとても寂しいです。ずっと社会人は怖いんだろうと勝手に思い込んでいたのですが、皆さん声をかけてくださったり気にかけてくださってとても優しく、自分がまだまだ未熟だと思い知りました。失礼なこともたくさんあったとは思いますが、皆さんのおかげで貴重な時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。

近畿大学 経済学部
神藤 裕也さん

最高の作品を作るために
それぞれが役割を果たしながら
協力している姿……カッコよい

 今回インターンシップということで3週間の間、主に営業業務の見学をさせていただきました。3週間の中では、営業の方の全員と同行できるように日程を組んでもらったり、営業だけでなく他の部署でも体験ができるようなプランを考えていただきました。また、印刷通販の「すぐスール」のキャンペーンの企画などもさせていただきました。全部の部署を体験させてもらったので、自分が普段何気なく使っている学校の教科書などができるところを、順番にみることができました。

 営業ではたくさん色々なところに連れて行ってもらって、色々なお客様との会話もできて本当に良かったと思います。校正や打ち合わせで何度も訪問したり、京都や奈良・神戸・阪南など遠いところの営業に行ったり、印刷物の納品までと、とても充実した内容を体験しました。

 また移動中に営業のみなさんの仕事に対する心構えとか考え方を聞いたり、お客様からも色々な考え方を聞かせていただいて、今まで自分にはなかった思いや新しい考え方が生まれたような気がします。やっぱり営業で1番大事なことはお客様とのコミュニケーション能力だなぁと改めて思いました。

 印刷業ということでお客さんと営業、さらに制作や印刷とたくさんの人が1つの最高の作品を作るために、それぞれの役割を果たしながら互いに協力している姿はすごくカッコよかったです。自分も将来どんな仕事をするとしても、遊文舎で学んだことをいかして、その中で全力を出し切って成果を出していきたいと思います。

 最後に、遊文舎さん3週間ものあいだ、色々実のある見学・体験をさせていただき、ありがとうございました。

栄光の架け橋 11

第11回は㈱オフィス・オルタナティブさんにお伺いし、
バイタリティ溢れる平岡社長にお話をお聞きしました。

―オフィス・オルタナティブについてお聞かせください

 2011年3月に会社設立20周年を迎えました。女性3 人が集まって、女性のための会社を作ろうと設立した会社です。
 経営者は代替わりしましたが、いまでも社内外ともに女性のネットワークを培って、仕事を通じて女性がエンパワーメントすることをめざしています。

―今特に力を入れられているのは何でしょうか

 行政関係の仕事が多い弊社では、これまで人権、福祉、保健、まちづくり、観光、就労支援など様々なテーマに取り組んでいます。
 これらは主にコミュニティにかかわる分野ですが、それぞれの分野で地道に頑張っている人や専門家とつながってコラボレーションの機会を増やしていきたいと思います。
 人の暮らしにかかわる分野で、人と人をつなぎ、一緒に成長していける、より良いコミュニティづくりに少しでも役立ちたいと考えています。

―遊文舎の印象はいかがですか

 いつも色々と無理を聞いてもらっています。何よりありがたいのは、制作コンペで積極的に協力していただけることです。今は待ちの姿勢では仕事を作り出すことが難しい時代です。遊文舎さんは積極的に新しいことに取り組む姿勢がある会社だと評価しています。
 また、営業と現場スタッフの方のコミュニケーションが良いのも、仕事をお願いする側としては安心感があります。

―今後、遊文舎に期待する事は

 これからも積極的に新しいことに取り組んで、自ら仕事を創り出す良きパートナーとして一緒に仕事をしていきたいと期待しています。

(聞き手:S・ワダ)

オフィス・オルタナティブのみなさん

印刷Part. 7

生産管理○○な話 ─その2─

営業と業務。お客様との橋渡しをする生産管理。遊文舎の心臓部が日々動いています。

●お客さんとの打ち合わせでの話

 「○○さん、明日○○○の件で打ち合わせしたいんで会社に来てくれる…」とのお客さんからのご連絡!
 約束の時間に行くと、仕事の話は5 分程で終わり。そこからは政治や勧誘、商品の売込み等延々2 時間のお話が続きました。気の弱い僕は話を途中で切り上げることができずに最後までお付き合い。「これも仕事」と自分に言い聞かせて帰路について見上げた空は満月だった。

●塗り足しがございません!

 印刷通販でお客様が作成したデータで必ずと言っていいほど多いのが「塗り足し」がないデータです。「塗り足し」とは用紙の端いっぱいまで、色や写真など絵柄が残る様にする場合、印刷物の仕上がりサイズに対して、余分に幅を広げる必要があり、断裁で白い部分が残らないようにする処理方法です。通常は仕上げサイズより天地左右それぞれ3 mmずつ絵柄を広げます。印刷通販では印刷初心者のお客様が半数を占めており、「塗り足し」がないデータがよくあります。
 ここでお客様に口頭にて塗り足しを説明するのですが「A 4 仕上げサイズでちゃんと作っているのになんでやねん!」と分かってもらえずに苦労したことがあります。他にも業界用語や方法を初心者のお客様に伝えるのはとても難しいですね!

●印刷との出会い

 この世界を知ったのは学生で就職活動していた時でした。リクルートBookに印刷会社が数社掲載されていて「作る喜びと売る喜びを体感しよう」みたいなキャッチコピー。マスコミ関係も視野にあった僕はその延長線上に印刷会社も、と説明会を回った。
 「受注産業なら来る仕事だけをこなせばいいんだ」という学生気分で入ったこの世界。そんな甘いものではありませんでした。
 社会人としての自覚、上司のタイプ、印刷の奥深さ他いろんな波にもまれています。ゴールなき目標に向かって今も泳ぎ続けている毎日です。

(記:浮き袋)

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