No.69 | 2017年2月号
いまアツイ!!
動画マーケティング
昨年あたりからかなりの注目を集めている動画マーケティング。
YouTube だけでなくFacebook やTwitter でよく見かけるようになってきたと思いませんか? 今回はその動画マーケティングについて解説いたします。
動画マーケティングって?
動画と言って思い出すのは何でしょうか? ヒカキンさんやマックスむらいさんのようなユーチューバー? それとも指原莉乃さんの「恋するフォーチュンクッキー」や「恋ダンス」のようにスタッフがみんなでダンスを踊って話題になる事でしょうか?
もちろんそれはそれですばらしい動画なのですが、なかなか一般の企業で手を出すには難しそうです。
SNSの動画広告への対応
最近はYouTube に加え、Twitter、Facebook さらにInstagram やLINE というSNS が揃って動画広告に対応しています。YouTube への広告は日常的にYouTube を楽しんでいる人がターゲットになり、会社の紹介などには向いていない感じがします。
それとは違いSNS への広告はタイムラインに流れてきますので自然に多くの人の目に触れさせる事ができます。またSNS 広告はターゲットの絞り込みが非常に細かく設定できるのも特徴です。
Facebook であれば地域や職業、経歴、年齢などさまざまな属性でターゲットを絞れますし、Twitter では特定の興味を持つ属性やフォローしている人、検索内容などで広告を出す事ができます。Twitter の場合は拡散することがあり、拡散した場合は広告料金が発生しません。またYouTube ですが、実は一番多くの人に視聴されていて、しかも5 秒でスキップされた場合は課金されませんので、比較的安価に広告を出す事ができます。
動画で変わる広告効果
このように動画の広告の媒体が広がり十分実用的になったことによって動画広告をよく見かけるようになってきました。それと同時に動画の広告の良さが再確認されています。
動画広告はたくさんの情報を伝える事ができ、画像だけでは良さを伝えにくい商品やサービスに向いているといえます。例えば、透明なインクを使った名刺なんてオシャレでいいのですが、画像ではイマイチ伝わりません。しかし動画なら透明インクの感じをわかりやすく伝える事ができます。さらには名刺をさっと出すシーンも入れたりして、より共感を呼ぶ仕掛けを入れる事ができます。
また、動かないバナーよりも動画広告の方が目に付きやすいのもポイントです。ただし、動画広告にはクオリティも必要でクオリティの低い動画はスルーされがちなので注意が必要です。
ちなみにFacebook の広告はオシャレでないといけないため広告の文字量に規定があります(文字を入れられるのは最大でも面積の20%です)。
遊文舎のPR動画もぜひご覧ください
ほかにもクロマキー合成やリアルタイム配信、360°のVR 動画、動画をつかった使用説明書などいろいろな技術があるのですが、ひとまずその効果をたしかめるべく遊文舎でも動画を作成しました。
ひとつは遊文舎を伝える企業紹介の動画で普段は表に出ない社内のスタッフの様子がわかる動画となっています。
もうひとつは弊社の印刷通販サイト「すぐスール」の広告動画。こちらはTwitter に配信しています。
ぜひご覧いただき、感想を教えていただければと思います。
(たけうちとおる)