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News Letter『遊文通信』

用紙のあれこれ 第1弾。

遊文舎の最も得意な商材は書籍です。書籍の制作には紙の正しい知識が欠かせません。今回から複数回シリーズで、そんな重要な紙についてごく基本的なところからあらためてご案内いたします。

用紙のサイズ

 A判のルーツは、19世紀末ドイツの物理学者オズワルトによって提案されたドイツの工業院規格で、面積が1平方メートルの「ルート長方形」をA 0 としました。
 B判は日本独特のものであり、江戸時代に徳川御三家の御用紙であった美濃紙がルーツと言われています。

本の仕上げサイズ

B 5 判(182mm ×257mm):週刊誌など

A 5 判(148mm ×210mm):学術誌・雑誌など

四六判(127mm ×188mm):単行本など

新書判(103mm ×182mm):マンガの単行本など

 ほかにも種類はありますが、本のサイズ(判型)は、その本の内容と、密接な関係にあり、内容によって相応しいサイズが決まってきます。写真集・美術全集などのように、写真や図版を中心にした本は大きく、文庫や新書など文字を中心にしたものは、小さいのが一般的です。

紙(本)のサイズは、世界各国さまざまです。
海外に旅行される際は、本屋さんに立ち寄ってみるのも面白いかもしれません。

用紙の種類

 紙の種類はたくさんあります。まずは、よく使われる紙をご紹介します。

■ 上質紙:(≠コピー用紙)

パルプ100%配合の白い紙のこと。
コピー用紙に比べ、印刷品質が高いことが特徴です。
この白い紙を着色した紙を、色上質紙と呼びます。

■ コート紙:

上中質紙にコート剤が塗布されていて、ツルツルしています。
写真やフルカラーの印刷に向いています。

■ マットコート紙:

コート紙に比べ、光沢が抑えられています。
しっとりとしたイメージを再現するのに向いています。

■ 書籍用紙:

目に優しいクリーム色をしています。
小説などの単行本などで使用されています。

■ 特殊紙(ファンシーペーパー):

紙自体に色模様がついた装飾性の高い紙です。
銘柄は無数にあり、いろいろな雰囲気のある紙が存在します。

冊子本に使われる紙

 紙の種類はたくさんあります。まずは、よく使われる紙をご紹介します。

各用紙によって、用途が変わってきます。
ファンシー紙は風合いのある特徴を生かし、表紙や招待状に使用されたり。
今後の『遊文通信』ではさらにいろいろな紙を使っていきますので、お楽しみに!

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