大阪印刷人の傍目八目

   

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2010年3月15日

NHK大河ドラマ「竜馬伝 土佐沸騰」

私は最近、毎日曜「竜馬伝」を楽しみに見ている。
獺祭は「あまりにも史実を無茶苦茶にしたドラマだ」と憤慨しているが
「何事にも長州が中心でないと収まらんだけちゃうのん」と
山口県出身の彼を、内心冷やかしている。

今回の「土佐沸騰」では、武市半平太を中心に「土佐勤皇党」が
結成される場面があったが、光と影の映像が鮮やかで
重苦しく息詰まるリアリティが感じられた。
こういう“~ねばならない”の世界は、私にはデジャブ(既視感)が伴い
それはあまり楽しい記憶には繋がらない。

「物事には必ず裏と表があり、いつひっくり返るか分らんから
これが正義だとそんなに思いつめなさんな」と言ってやりたくなる。
しかし、それは長く生きのびた人間のせりふであり
輝く青春には届かない言葉である。
人を魅するのは、やはり青春の愛憎、残酷、蹉跌、挫折…

竜馬の理想の挫折=暗殺が「日本全国竜馬かぶれ」の一番の要因だろう。
その暗殺をめぐってはいろんな説があるが
このドラマではそのあたりどう扱うのか
気が早いが、たいへん興味深い。
今回の「土佐沸騰」における若者たちの激昂と悲憤をみて
私は“内ゲバによる悲劇”と推理したが、ハズレかな。

今後、土佐海援隊や亀山社中など、竜馬の志が展開していくなかで
イギリス商人グラバーと中岡慎太郎が登場してくるが
この二人がキーマンだと見た。
なぜって、竜馬と一緒に殺される中岡慎太郎には
上川隆也が扮するらしいから、一癖もふた癖もある中岡になる気がする。
武器商人グラバーの走狗になったかのように、維新の夜明けにつっぱしる竜馬。
もともと土佐勤皇党の攘夷の視野狭窄を体質にもつ中岡慎太郎が、「竜馬許せぬ」と内ゲバの暗い怨念に燃える。
岩崎弥太郎もそれを黙視(同意?)して、グラバー商会の資産と経営を三菱財閥に引き継ぐ。

あんまり夢のある結末ではないので、オオハズレかもしれぬが
このディレクターなら説得力ある展開をしてくれそうだと、勝手に期待している。

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コメント (1)

贈る言葉好き:


今、龍馬ブームなんですよね

歴史に疎い私にも面白いんでしょうか?!

龍馬暗殺も諸説あるんですよね

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