大阪印刷人の傍目八目

   

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2009年10月16日

ちょっと非日常

身内に病人がでて、このところ病院と会社と家のトライアングル上を
まっすぐ行き来している。
しばらく、社外の活動やお友達にも不義理をきめこむことにした。
これって、広い意味での「閉じこもり症候群」かな、と思うこともあるが
狭くなった生活空間のなかでも、あたらしい体験や発見がある。


病院での不活発な生活が続くと、全身のあらゆる器官・機能が低下する。
足の骨折とかで入院し、ベッド中心の生活をしていると、1日で低下した体力を回復させるのに1週間、1週間も休んでしまうと1月もかかるそうだ。
だから、いま病院では、手術の翌日からリハビリをはじめ
たいてい1週間くらいで退院させる。


身体のほうはドクターが治せるが、こころ-メンタルは問題だ。
絶望感、孤独感のなかで、自分との闘いに敗れ
暗い目をして、口を利かない企業戦士らしき人もいる。
一方、毎日マンネリの食事ながら、その楽しみ方を工夫したり
移り変わる窓外の景色を楽しんで、穏やかに微笑む人もいる。
この老紳士は「長い入院生活で得た体験は、かけがえもなく貴重だ」という。


人は病を得ると人生観が変わるというが、私はまだまだその域には達しない。けれど、失ったものを数えたりしないようにして、得たものを本気に心から喜ぶようにしている。
そんな非日常のなかで、馴れ親しんだ仕事はラクだなぁ~
と不謹慎な思いである。

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