2009年6月23日
悩みのるつぼ
「あなたは、なまくらな人間です…円満の秘訣など、ひとかけらもなし!」
「恐れずに、仕事も家庭も失ってみよ!」
〇〇新聞の土曜日版、楽しみなコーナー 「悩みのるつぼ」。
市井の人々の何気ない質問…。
「老後の夫婦円満の秘訣は?」
「妻子ある高校教師なのに、女生徒に恋をした…」
そこで、バッサリ、車谷長吉(くるまたに・ちょうきつ)は言い放つ!
破滅型作家と呼ばれる(本人は否定、貧乏好き作家だそう)車谷氏の
毒舌?がはじまる…。
「世の多くの人は、自分の生はこの世に誕生した時に始まった、と
考えるが、実はそうではない。
生が破綻した時に、はじめて人生が始まるのだ。
もちろん、人間は、破綻を極度に恐れる……
しかし、破綻して、
職業も名誉も家庭も失った時、
はじめて人間とは何か? というものが見える。
この世の本当の姿が見える。
恋した女生徒と出来てしまえっ!
味気のある人間になれっ!」 と。
この作家、面白い。 31歳で無一文に、38歳で月給2万円、人妻姦通事件を3遍起こし、
その時、
「人生とは何か? 金とは何か?」 という事が、少し分かった、とヌケヌケとのたまう。
しかし、作家になると決心してからの30年間は、睡眠時間は1日4時間、あとは、ひたすら書き続けた…。
直木賞なんかも受賞。
昨年、自身も色々なものを失った気がする。
…が、しかし、まだまだ味気ある人間には…全くなれていない…。(妖怪?)
貧乏作家車谷長吉作 「忌中」。
タイトルどおり、ページをめくる毎に文章から、死臭が漂う。 でも…でも…違う。
彼は死をテーマにはしていないような気がした。
文章化されていない空白の行間から、明らかに感じる愛と生。
泥沼に咲いている蓮の花のような…。恐ろしくも美しい。
自身、最近の作家の本はあまり読まない。
それは空白の行間に、感じる何かが無いから。
あえて作家が書かなかった文章、空白の行間に、人間の本質が、
見え隠れするのを想像するのが、読書の醍醐味。
今は、おせっかいにも1から10まで説明してくれる。
これは、本に限ったことではないのだが…。


コメント (4)
檸檬爆弾さん初登場ですね〜
これって哲学?
遊民さんもびっくり…。!?
これからもラテン系でよろしく!
投稿者: アクアピア | 2009年06月24日 01:55
日時: 2009年06月24日 01:55
これは●日新聞の別誌Beですね。
わたしも面白く読んでます。
檸檬爆弾は、バクダンと銘打つだけあって
基次郎師匠より過激!
今後を楽しみにしています。
投稿者: 遊民 | 2009年06月24日 13:55
日時: 2009年06月24日 13:55
檸檬爆弾さん、お初ですね
車谷長吉ってまさか本名じゃないですね
面白そうです、私は雑誌なんかの
「悩みの相談」コーナーは必ず読みますよ
檸檬爆弾のプロフのように
何事もLOVEが大事ですよね~
愛があればDVやしごき、ハラスメントには
ならないと思うんです
投稿者: 愛があれば大丈夫 | 2009年06月24日 20:22
日時: 2009年06月24日 20:22
>アクアピアさま
コメント1番乗り、ありがとうございます。
う~ん、これは哲学なんて難しいものじゃぁないのです!?
自身のこのチッポケな阿呆な脳が、常に四次元的に反応しているようです…ケケっ。
>遊民さま
コメント、恐縮です!
以前、
「あんたは、人が話してる時、たまにどっか違う世界イッテルな~」。
と、満面の笑みでおっしゃった…。驚。大当たり!
…でも、仕事はキチンと過激に?…笑)しますから~。。
『燃やすのに一番いいのは老木、飲むには古酒、信頼するには古友、読むには古い書物…』
哲学者フランシス・ベーコン。好きです。
>愛があれば大丈夫さま
意味不明?な文章、読んでくださりありがとうございます。
…ほんと、そう思いますね。
現代、愛は希薄になり、抗う情熱も薄れ、No!と言えばKYと言われる世の中。呼吸困難寸前…
でも、毎日、愛があれば大丈夫さんの笑顔に癒やされてるんですよ。
投稿者: 檸檬爆弾 | 2009年06月25日 06:44
日時: 2009年06月25日 06:44