大阪印刷人の傍目八目

   

« DTPエキスパートクラブ西日本4月度会合でお話しをさせていただく事になりました。 | メイン | また来年! »

2009年4月20日

小太郎とNOAH

小太郎とNOAHは、昨年入社したわが社の営業企画のホープである。
いわゆる第2新卒で、当初は西も東もわからなかったが
さすが1年たつと、かなり成長してきて、ハラハラすることも少なくなった。

小太郎は営業むきといおうか、いつも積極的で
口も達者、人をそらさない。

NOAHは反対に寡黙であるが、仕事ぶりは着実で
1つひとつ確実にマスターし、ミスがない。

今年はじめから、先輩のサポートを受けながら得意先を担当している。
印刷営業が1人前となるには、実に多くの工程の知識が必要であり、納期をまもるためのスケジュール管理も大切である。
遊文舎の場合、対象となる印刷物の種類もいろいろと多い。
紙ベースだけではなく、ホームページやデータベースがらみのマルチユースまで、既製品ではなく、すべてがオーダーメードである。
そのうえ、新規開拓にもチャレンジする。

先週、小太郎が担当したお寺さんの記念誌が完成した。

%E3%82%84%E3%81%BE%E3%81%A01.jpg

上製本・箱入りの本づくりは彼にとって初めてであり
写真撮影からスタートして半年がかりである。
納品の前日、完成品のチェックをしている小太郎に対して
私をふくめて先輩たちが、からかい口調で何やかや品評会。
「グラシンがないやん」「スピンは無くてもよかったんちゃうか」
「グラビア頁のノンブル、本文と別立ての方がよかったかも」…。

緊張して紅潮し、いちいちそれらの経緯を説明し、しっかり反論する
小太郎の姿勢はほほえましく、「ああこの子は伸びるな!」と思った。

どんな仕事でもそうだろうが、私たちの仕事でもいちばん嬉しく
達成感のあるのは、みんなで力をあわせてつくりあげたモノが
無事完成した瞬間である。
その喜びを喜びと感じない人は、このこまかくややこしい仕事には
むいていないだろう。

小太郎は、さっそく制作メンバーにも完成品をとどけてニコニコしていたが
正露丸たち印刷メンバーにも届けたかな?
彼らにも見せてともに喜んでほしいものだ。

ともあれ、小太郎とNOAH
もっともっと社長や先輩に叱られて、前進してください。期待してまっせ。

コメント (6) | トラックバック (0)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yubun.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/412

コメント (6)

初心忘れるべからず:

小太郎くんも、NOAHくんも精一杯がんばってる様子は見ていてわかります。

きっと理不尽なことやガマンしなければいけないような事もたくさんあるでしょうね。
それでも周りとうまくやって、みんなに好かれていることもよくわかります。

大変な事やイヤな事もまだまだあるでしょうが、一歩一歩前へ進んでいってほしいです。

遊民さんの温かい言葉が何よりグッときました。
仕事を遊民さんに持っていった時に必ず言ってくださる「ご苦労さん」の一言、いつも嬉しいです。

うさぎと亀:

私もこの業界に入る時、「作る喜び」と
「売る喜び」の2つを得られと
言われました

ますますの活躍を期待します

遊民:

>うさぎと亀さん

「作る喜び」と「売る喜び」
いいですねぇ。

「作る苦しみ」と「売る苦しみ」
どちらが勝るかな?

小太郎:

まずはこの件でお世話になった方々、
ありがとうございました。

初めは本当に不安でしたが、
まわりをみれば『私』という不安要素を
補うかのような最強の布陣…。
心強かったです。

いろんな方の助けもあって無事完成し、
お客様には大変喜んでいただけました。
しかし!これに満足することなく精進いたします!!

good JOB!:

小太郎君、バイタリティに溢れて毎日頑張ってますね〜はったり半分ありますが…。よく捜し物してますね〜僕によく似てますね〜
NOAH君、一見地味だけど、陰日向になって毎日頑張ってますね〜校正やらすと別目線でちょんぼ見つけるもんな〜堅実派でもあり以外にも行動派でもあり、本性が見えませんね〜。
でも両人ともフレッシュマンには変わりなく、いい風運んで来てくれますよ!
これからも頑張ってね〜!!
でも辛口の遊民さんからホープと言われるとは流石ですね!

獺祭:

本書を紐解いて最初に感じたのは、
<後世の批判に耐えうる>内容にしたいという
編集者(記念誌担当総代)の強い志であった。

サブタイトルにある
<その成り立ちと信徒・建築・集落を探る>
というパースペクティヴのもとに
最適の執筆者を配して、
本堂建立記念誌を超えた<地域史>として
永く評価され、活用されるであろう。

このような編集者との出会いこそが
仕事冥利(であり苦しみ?でもある)と思う。

コメントを投稿


投稿の際は、「投稿」ボタンを1回だけクリックして下さい。