2009年2月17日
印刷製本だいすきなんやけど~
きのう、20年来おせわになった
輪転印刷会社の営業の方が
ひさしぶりに来社された。
会社の希望退職に応じて
半分以上がやめることになり
じぶんも今月いっぱいでやめるという。
輪転会社は苦しいといわれてひさしいが
ここは親会社がしっかりしているので
そこまでリストラがすすんでいるとは意外だった。
若い社長に代替わりして、印刷や製本に愛着がなく
不採算部門カットの判断がとてもはやくなったという。
似たはなしはよく聞く。
なにかとおかねのかかる印刷機はぜんぶほりだして
前工程のITやWEBに特化する。
輪転のみならず、菊全4色機や8色機を
かかえて採算ベースにのせるのは
とても難しい時代になってきた。
たんなる印刷ならどこで刷っても同じで
それ自体の付加価値を生みだせないから
印刷通販などに外注するほうがずっと効率的だ
という考え方。
けど、それでよいのだろうか?
わたしなどは、インクのにおいが好きで
機械がまわる音を聞くとホッとする。
印刷の原点は、お客さまのニーズをかたちにしていく
「ものづくり」のプロセスにあると思っている。
その過程ではいつも様々なトラブルの種があり
それとの戦いのなかで、試行錯誤し工夫することで成長していく。
前工程も後工程もすべてふくめた全社的な情報の共有
ノウハウの共有から生み出される
たえざる改善の努力のなかでこそ
技術をたかめることができ、プロたりうるのではないか。
当社も中綴じ機の更新は決めたが
4色機もボツボツその時期らしい。
いずれにしても社長はツライ選択を迫られるわけで
「最適化にむけて、ぐぁんばっておくんなはれや」と、エールを送ります。

