大阪印刷人の傍目八目

   

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2009年1月20日

韓国(ソウル)の印刷事情

3泊4日で韓国ソウルの印刷製本事情視察に行ってまいりました。週末またぎなので金曜半日、月曜半日の視察でしたが、印刷製本事情の日本との違いを感じ取れる有意義な視察でした。
まず金曜日AM9時半発~11時50分着のフライト、チェックイン~ランチ後ソウル市内の最大手プリントショップ(ケファン)、欧米資本のキンコーズを視察。


全体的にIT化は日本より進んでいるようで、日本のプリントショップよりビジネスマンの利用比率が高いように感じた。OSやアプリも日本の印刷製本会社と同じアドビ製品が主流。出力センターとしての機能は日本のプリントショップよりも利便性が高いようである。

土日はミョンドン、カンナム、インサドン、北朝鮮との国境などを見て回り、異国情緒を堪能。海外に出向くたびに日本のマーケットの小ささとワールドワイドの可能性を感じ、勇気づけられる。他のアジア諸国と異なり印刷物のバリエーションは日本と同等。

最終日はソウルから少し北の街、オンギョム(日本の埼玉県のようなところだそう)にある印刷製本団地の視察。



10年ほど前までも日本で見られたような印刷製本会社密集地帯である。韓国も昨年で不動産バブルがはじけ、昨年まであった不動産チラシの仕事がほとんどなくなったそう。月曜の朝だったが印刷製本機の稼動は寂しいように感じた。CTPの普及はまだ10%に見たず、ハード面では日本の印刷製本業界よりかなり遅れている。先日のプリントショップの浸透度から考えて、印刷製本会社の置かれているポジションは日本以上に厳しいようだ。
またインターネットビジネスは拡大中だそうで、もはや印刷製本物をインターネットで調達するのは万国共通の流れであろう。韓国の印刷事情からダイレクトに有効なノウハウは残念ながら得られなかったが、印刷製本のネット受注を増やすため、SEO対策により注力しつつ商品アイテムの明確化を進めようという決意づけができたのが収穫の今回の印刷製本視察であった。


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