2008年12月21日
印刷製本の難解なお仕事が増殖しております
以前から「組版やデータ処理加工がややこしい小ロットの印刷製本は遊文舎へ 平易なものは他社へ」
という傾向が強かった(特に学術書印刷製本)ですが、ここ3年ほどでそれが顕著になっております。
ごく普通に考えれば印刷製本の前工程(プリプレス)に手間隙がかかるということは入稿から納品まで
相応の時間を費やすということでもありしかも小ロットになれば売上もあがりにくいという刷ってなんぼの印刷ビジネスには不向きなアイテムと言えます。
しかし逆に言えば相応の体制を持って本格的に取り組める企業は限られ、印刷製本1点あたりの売上額が小さめなため大手の参入のメリットがない(入ってこない)という利点もあります。特に大阪の印刷会社さんは商業印刷に力を入れておられるところが多いため、他府県の印刷会社さんが幅を利かせている状況が続いております。
公益法人改革や科研費削減などで学術書刊行が難しくなる昨今、限られた予算内で印刷製本のさまざまなご提案をさせていただくのと小ロット印刷製本に徹底的にこだわることにより、発注者のみなさまの一助になると同時に「ややこしくて予算が少ない印刷製本は遊文舎に一度相談してみよう」というブランド構築ができれば弊社の業績UPにつながり社員のみなさんの生活も結果として豊かになるのではと考えております。
それにしてもデータもらって印刷するだけで値切られもせずウン百万というようなおいしい(?)ビジネスが全くなくなりましたね~ 全ての印刷製本物に+1の付加価値がないと購入していただけないという状況は今後も変わらないと思います。でもそれは印刷製本に限ったことではありませんので遊文舎は言葉にすると簡単な「付加価値」の意味をさらに深化させていきたいと考えています。
ご発注者のみなさま、取引先のみなさま、社員のみなさんどうぞよろしくお願いいたします。

