大阪印刷人の傍目八目

   

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2008年10月24日

時代祭本番

 当日は朝7時に集合。わらじは痛いのでワタを指の間にはさんでテーピングしておきました。
 学校の体育館に行くとすでに着替えが始まっていました。僕は写真を撮りつつゆっくり着替えたかったのですが、それはゆるしてもらえず。「もうどんどん着てって」って感じで衣装を 装着しました。着付けも学区内の有志で行っているので、けっこうわからない事も多く。「これであってるんかな?」とか言いながらの着付け。紐がいっぱいあってたいへん。写真を撮ろうとデジカメを持ってきたのですが、着替えと共に袋に入れられ、先に荷物と共に平安神宮へ。もう撮影できません。


届いた衣装




こちらは兜。写真だと美しいがけっこう年季が入っていて修理の後も




足袋にわらじ、スネには防具を付けて袴がかぶさる

 9時からは、子供たちや町内の人にお披露目。校庭を2周ほどまわって、そのままバスへ乗り込みました。ここで初めて弓は左手に、つるを内側にして寝かせて持ってくださいと指導していただきました。
 鎧を着たままバスで移動なんてできるのかなと思ったんですが2人座れるとこに1人すわって補助椅子出してなんとか移動できました。刀が邪魔で身動き取りにくいですね。話をしていると、「時代祭はいつかまわってくるんやろうな」と思って待っていた人なんかもいます。でもそのひとも40後半か50代といったところ。30年に一回のチャンスは本当なんですね。本当に今回は参加できてラッキーです。


 御所に着き、入り口で下ろされるので歩いて自分たちの陣へ行きます。途中、見事なクラシックカーとか、鼓笛隊とか牛車とかいろいろめずらしい道具や衣装を着けた人がいっぱい。
 自分の陣についた後は各自椅子に座って待機。でも記者さんとか一般カメラマンがわんさかあつまってきて撮影会が始まっています。やはり一番人気は大将の楠木正成や副将の楠木正季、ほか侍大将などが並んで撮影されています。我々一般兵はそういうのはないので、うろうろと見学へ。するとあっというまに囲まれて写真撮影会になってしまいました。外人が「どもありがとございました」とか「メルシー」とか言ってます。おもしろいので、あちこちうろうろして、弓を持たせてあげたり、兜を貸してあげたりすっかり人気者でした。


 12時すぎには列立てがはじまり、馬もやってきました。馬はおちつきが無くて「ヒヒーーーーン」とか嘶いています。大丈夫かな。全員並び、いよいよ「いざ!出陣!」いや、後醍醐天皇を京へお出迎えへ向かいます。という設定で時代祭行列が始まります。
 ちょっと歩くと、なんと馬が「ヒヒーーーーン」ってなって落馬!心配した事が現実に・・・でもなんとか復活で、しばらく馬から下りて歩く事 に。大勢の観客が見守る御所のなかを胸をはって行進していきます。でも残念ながら雨が降ってきてわらじや足袋などすぐに濡れてしまいました。
 私語やふざけた行為はしないでださいといわれているので、ちゃんと歩きます。途中、妻が手を振っているのに気がついたので視線は送りました(笑)



我が軍の御幡




大将の楠木正成公




これが私の雄姿




ほかにもこんな華やかな行列。雨が残念

 御所を出て丸太町を西に、そして烏丸通りを下って行きます。行列は前の列が踊ったりするのでときどき、止まって待機になります。この待機がつらいんだよね。馬もうろうろしています。歩いている間はたいくつで、観光客と遊んだりできないのでそれが残念。
 烏丸御池ではスクーターに乗ったおっちゃんが行列を横切ろうとして警官に阻止され「なんでもっと早よ言っとかへんねん」と一悶着。えらいおこってます。「おっちゃん、「もっと早よ」って時代祭は100年も前から10月22日やで。おっちゃん生まれる前から決まってるんよ。」と心の中でつっこみ。侍たちで取り押さえたらおもしろいかなとあれこれ妄想。
 
 御池通は片道4車線合計8車線の左右の歩道に紅白の幕がひかれ、その外に観客がいます。その広い広い通りの真ん中を行進。こんな広い通りを我が行軍のために空けてくれるなんて。これは気持ちよかったですよ。
 雨のせいで行軍が速くて、足が痛いのでついていくのが大変でした。私の担当の弓をもった侍は横に並ぶのですが、しばし遅れがち。
ゴール間近になるとだいぶ疲れてきて、兜の重みがいまごろこたえてきます。雨で防虫剤臭くてほんと、早く終わりたい〜〜って感じです。
 平安神宮近辺では会社からたまたま休みを取っていた書籍チームの女の子が見に来てくれていたのですが不覚にも気がつきませんでした。後から聞くと顔が険しかったそうです。疲れてたからなぁ。ごめんね。
 平安神宮に入ると、もうそこは観光客が入ってこないので、着替え場所に行って、さっさと兜を脱いで、鎧も外しました。雨が降ってなければ記念撮影とかできそうでしたが、みんなそういう余裕もなくへとへと。時間を聞くと15時45分。やっぱり3時間近く歩いていたんですね。バスの到着を待って帰りました。


脱いだ後の衣装

 終わってみても、まだ興奮さめやらぬ感じですが、やっぱり、祭りは参加すると楽しいですね。しかも京の三大祭りのひとつ時代祭で行列に参加するなんて最高にすばらしい体験でした。みなさま本当にありがとうございました。

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コメント (4)

どうせ着るなら十二単:

お疲れ様でございました。
貴重な経験されたんですね~!

羨ましい限りですが、見かけと違いかなりシャイな私には
できそうにありません…。

それにしても…
新選組が時代祭りには参加できないなんて…
幕末マニアの私には、納得できませ~ん!
これも「勝てば官軍、負ければ賊軍…」なんですね…
明治維新から、はや140年…まだ、当時の幕府側は、許してもらってないんでしょうか…人気あるのにぃ~

浮き袋:

お疲れ様でした〜
雨の中、わらじ掃いて大変でしたね!
でも滅多にできない体験、楽しめたようで良かったですね。
鎧着れるなんて、映画村やったらありそうですが…、僕やったら崇拝している「上杉謙信」で真っ黒の鎧着て「毘」の旗掲げて歩きたいな〜

遊民:

どうせ着るなら十二単 さん
>新選組が時代祭りには参加できないなんて…

京都の人は、新選組嫌いが多いですよ。
なんせ、京都中あばれまわって人殺したんだから。

壬生の屯所跡に行きましたが
「なんで、おなごまでころすんや」いう感じでした。

たけうち:

コメントありがとうございます。
写真検索とかして僕が写ってるブログとかさがしてみたのですが
やはり一般兵は写真がないなぁ。。。大将の写真はいっぱいありました。

新選組も上杉謙信も残念ながらありませんね〜。
僕は楠木正成をもっと勉強しようと「太平記」を読んでいます。
けっこうおもしろい。

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