大阪印刷人の傍目八目

   

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2008年8月 5日

本の未来?

遊民さんの記事をみて、国立国会図書館のホームページを調べてみました。

先日私が担当した、某大学出版部の書籍もちゃんと載っておりました。
こうやって自分が関わった本が国によって保存されているというのはうれしいものです。

ネットによって本離れが進んでいるとか、電子ブックとか、本をめぐる状況には厳しいものがありますね。
青山ブックセンターの親会社の洋販(洋書を流通していた)は、もろにネット書店のあおりを受けた感じみたいです。

青山ブックセンターのような面白い本屋が経営立ちゆかないのもがっくりきますが、とりあえず何とかして売ろうというのがみえみえな本が最近増えてきた気がするのもちょっとかなしい感じがします。
先日、書店で、太宰治「人間失格」の文庫が、新しいカバーで売られているのを見ました。「デスノート」の小畑健さんが表紙のイラストを担当していました。たしかに目を引くけれど、内容と絵があってない気がするのは私だけですか? 本をジャケ買い?

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コメント (2)

遊民:

「人間失格」の表紙、私もエッと違和感覚えた。
上を見てるのか下を見てるのか分からない主人公の目は
若者の存在の不安というよりは、なんか不気味な生き物を
みるような感じがする。

けれど、この表紙のおかげでバカ売れしてるらしいね。

マンガ蟹工船のキャッチコピーが
「30分で読める…大学生のための」というもの。

ありえない状況のほうが、よくヒットすると
出版関係者は、お見通しなんでしょうね。

こえだ:

最近の世相を見ていると、太宰のころの「若者の存在の不安」がかわいらしく思えますね。(エリートの自分探しのような?)
そんな世相を反映して、あの不気味なイラスト、なんでしょうね(?)
蟹工船、15年くらい前に読んだときには「古くさい」と思ったのに、今や最先端!? 時代の流れってわからないものですね。

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