大阪印刷人の傍目八目

   

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2008年6月24日

主役はだれ?

先日、名古屋への出張の際、新大阪駅で
『グーグルが日本を破壊する』という本を買った。
梅田望夫氏の「ウェブシリーズ」とは違い
とても読みやすく往復の新幹線で読み終えた。

guguru.jpg

著者の竹内一正氏は、大学修了後すぐにアメリカにわたり
コンピュータ業界で永く活動してきたベテランである。
梅田氏がWeb2.0新時代の明るい未来を
けな気なほど必死にアピールしているのに比べ
竹内氏は冷静で現実的なスタンスに見える。
この本は、グーグルをダシにして
日本企業の体質に警鐘を鳴らす書であるともいえる。

日本の大企業の閉鎖性、既得権にしがみつく時代遅れの指摘は
具体的でけっこう面白かった。
そのなかで平気でくらしている自分自身に
「えっ、よくまぁ怒りもせんと…」と呆れたくらい。

たとえば、テレビとコマーシャル
ドラマの「ヤマ場」にCMが無神経にはいったり
CMあけに前のシーンが繰り返されたり。
イギリス人やフランス人は「ヤマ場CM」には
怒ってリモコンを投げつけるという。
日本のCMは、すでに度を越しているという調査結果もあるらしいが
電通に独占された広告業界は、テレビ離れの危機すら感じていない。
テレビを見ないで、ユーチューブなどの動画サイトを楽しむ
ユーザーが増えているというのに。

もうひとつ、マイクロソフト
OSをパソコンにインストールして売る。
複数のソフトを抱き合せで売る。
バージョンアップを連打して、古いサポートをやめ
新しいVer.にお客を囲い込む。アコギなほどのビジネスモデル。
ウェブブラウザですべてができるようになれば
OSは何かなど気にすることはない。
そしてWindowsは消える…と、指摘する。

じっさい、私が営業している「ぷぷり」は、ウェブ上で動くので
OSに影響されないが、他のソフトは大変と聞く。
Vista対応ではプログラムをほとんど書き変えねばならない。
その経費は、エンドユーザーにONされるから
いつまでもビル・ゲイツの時代が続くはずがない、と私も思う。

主役は権力でなく利用者である。
ネット上で利用者が善意を増やして
社会への前向きな貢献がすすむ

そんな世界が早く来るのを信じたいものだ。

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コメント (1)

減量中:

政治でも国民主体であるはずが、
政治家の利権や思惑で
法律が出来て増税になったり…

国会だけでなくあちこちで
「ねじれ現象」が起きて
ますます住み難くなりそう

まぁ、それに麻痺されない感覚は
持っていたいですね

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