大阪印刷人の傍目八目

   

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2008年5月16日

遺伝子は利己的

 『コンピュータ・ウィルスが伝染るのはなんでだろう!?』武井純孝さん著という本を読んでいるのですが、この本は技術的な本ではなくてコンピュータウィルスを定義する本で、人間の病原体になぞらえて、いろいろ面白い解説やエピソードを紹介してくれています。
 その中の冒頭のほうに「遺伝子は利己的」という考え方が紹介されています。
 人間やその他の動物が利己的なのは遺伝子が利己的だからだそうです。ドーキンスという方が提唱したそうなのですが、この考えでは、親が死にそうになった子供を命がけで助けるという行為も自らの遺伝子を後世に残す=子供の遺伝子を優先的に残すというという遺伝子は自分の遺伝子を残すことを最優先に考えるということで説明できるそうです。
 おもしろいのは、この考えで世界を説明すると、「遺伝子は生き物の設計図」という概念が180度ひっくりがえり「生き物は遺伝子を後世に残すための乗り物」にすぎないという事になるという事です。
 しばらく理解できないのですが、じっくり考えると世界観が大きくくずれてきます。この不思議な感覚。そんな感じでコンピュータウィルスやクラッカーはなぜウィルスを作るのかとかを説明してくれています。おもしろいですよ

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遊民:

きのうは、法事だった。
私の母の3年忌と父の43年忌。

私は一応、無神論者のつもりで来世は信じないはずだが
こんなときは、「いまごろ父母はあの世で仲良くやってるだろうか」と思ったりする。

チベット教では、49日過ぎると生まれ変わると言うそうだから、もう何かに変身しているかもしれない。

しかし、それもタマシイの存在を信じればこその話。

自分自身が遺伝子に支配される一組の神経細胞の働き以上のなにものではないという考えは、たとえ正しくても、ちと淋しいよ。

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