大阪印刷人の傍目八目

   

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2008年4月30日

本づくりとデザイン

遅ればせながら、上野千鶴子『お一人様の老後』をやっと読み終えた。
内容はひとりよがりの世界でつまらなくて、ついつい他の本へ浮気してしまい、1ヶ月くらいかかってしまった。

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わがまち十三に最近オープンした書店の店先に
「売れてます!第25刷」と能書きつきで平積みになっていた。

思わず手にとってしまったのは、タイトル、コピー、装丁のマッチング
とてもうまく出来ていたからだ。
帯には、「結婚していようがいまいが、だれでも老後はひとり
 ~これで安心して死ねるかしら」と、殺し文句。

出版元の「法研」は、柳の下のなんとやら
続いて『可愛いBa~Ba(ば~ば)』を出した。
中尾ミエ自身が歌う「可愛いベイビー」の替え歌
「可愛いBa~Ba」のCD付き(?!)。

こちらのほうが現実的で面白いかもしれないが、買う気にはならない。
ブックデザインの差は歴然としていて、感覚的に恥ずかしく思ってしまう。

表紙やカバーなどのデザインは、思わず手にとり、読みたくなるように感じさせる演出であり、本の売れ行きに大きく影響する。
有名なブックデザイナーになると、作家から直接指名を受ける。
彼らは対象本の内容を完全に理解し、その本の世界観・イメージを膨らませてから、デザインする。

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  さいきんの遊文舎ブックデザイン

遊文舎のデザイナーたちは、残念ながら、内容を完全に理解するほどの時間の余裕はないため、本の内容を目次等であらすじ的に理解して、イメージをかため、カバーデザインしている。

ラフ案は2~3人の競作で出し、切磋琢磨してどんどんレベルがあがり
お褒めの言葉をいただくことも多い。

彼らのなかから、将来、カリスマブックデザイナーが誕生したら嬉しいナ…
Qちゃんじゃないけど「夢をもちつづけよう!」が近頃の流行らしいよ。

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コメント (1)

狙うのは自由:

私もデザインで本やCDを買ってしまう事があります

CDだと「ジャケ買い」って言うんですね

以前ある人からCDジャケットの印刷のお話があり
「ジャケ買い客を狙ってるの」って言われたこともありました

夢は叶わないかもしれないけど希望、目標は届きそうな気も
するぅ…

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