大阪印刷人の傍目八目

   

« 自転車修理 | メイン | 小さな親切、大きなお世話? »

2007年10月10日

花は愛惜に散る

富士XEROXの高津正幸さんが不慮の事故で亡くなられた。痛恨の極みである。

<花は愛惜(あいじゃく)に散る>。かねて好きなこの言葉が訃報を耳にした時に最初に過ぎった。この語句が道元『正法眼蔵』にあるとは、石井英夫著『コラムばか一代』に教わった。まことに高津さんはいちXEROXに止まらず、ひろくグラフィックス業界の花であった。

彼は機器の販売と同時に、時代の転換と新しいマーケットの創造の必要性を熱く語ってこられた。このことは受注産業という印刷産業の自己規定の再定義を強く迫るものであったと、いまになって改めて思う。
語り口はゆっくりで、ひと呼吸おいて相手を安心させるような独特な頷きかたをして、しゃべり始めるのであった。
毎回、短時間のなかで懸案のセールスの話以外に、会社のカルチャーや海の話題に多くの時間を割いて楽しく過ごさせていただいたことを、懐かしく、辛く回想しています。

コメント (3) | トラックバック (0)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yubun.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/155

コメント (3)

遊民:

遊文舎と高津さんとのお付き合いは、彼がゼロックス新大阪支店長の若かりし頃からだから、
もう20年近くになる。
獺祭とは気脈がよくあって、ふたりともニコニコとよく話し込んでいた。
最近では、今年の年初にDC7000導入にあたり、お世話になった。
溺れた人を助けるため、海にとびこんでの事故と聞いた。

今年はなぜか、50歳台前半の有為の知人の訃報が多い。
残された者には、言葉もない。

たけうち:

ニュースに出ていましたね。
私もファミリーで海釣りに行くときはライフジャケットを買おうと思います。

匿名:

お会いした事無い方ですが
いつもお電話でご丁寧にしていただき感謝していました。
ご冥福をお祈りしています。

コメントを投稿


投稿の際は、「投稿」ボタンを1回だけクリックして下さい。