大阪印刷人の傍目八目

   

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2007年10月 4日

秋の夜長に…

秋といえば、昔から食欲の秋スポーツの秋読書の秋と相場が決まっているが、そのスタイルは情報社会の進化につれ、多いに変化してきているという。

例えば読書では、携帯電話で小説や漫画などを読む「ケータイ書籍」やPCで読む「デジタル書籍」が人気らしい。
特にケータイ書籍の市場は、4年前に5000万円程度だったのが、昨年には110億円にまで急拡大し、大人の年齢層にも広がって、この1年でも売り上げは約3倍になる、という。
画面はバックライトなので、寝床など暗いところでもOKだと謳っているが、秋の夜長に携帯電話で小説を読む姿なんて、なんとも不健康な風景だと思ってしまう。

私などは、やはり本は「紙に活字」。おのおのの装丁や手触り、裏に潜む時間の経過などの表情を楽しみたいと思うほうだ。

そこで、このところ読んでやめられず夜更かししたのは、藤沢周平の短編。
わが家には、なぜか藤沢周平の文庫本がほとんど揃っているが、奥付をみると1980年代に発行されたもので、現在のものにくらべるとカバーデザインなど地味で、対象年齢層が高かったのだろうな、と思ったりする。
syuhei3.jpg

最近は、「盲目剣谺返し」(『隠し剣秋風抄』所蔵)が「武士の一分」に映画化され、キムタクが演じたこともあり、読者層も若くなって、カバーに赤い色なども使われているようだ。

なぜ、時代物が面白いのか?
「盲目剣谺返し」の妻・加世などは、現代に置き換えると、下衆な男にコロリとだまされた、単なるオバカさんに終わってしまいかねない。
ところが、周平さんの原作を読むとジワッと涙ぐんでしまうのである。

桶谷秀昭が言う次の言葉に頷く次第である。
「今日のわれわれに、時間は未来へむかって直線に流れていく。人はいつまでも若くありたいと思い、老いに直面するのを避けようとする。しかし封建の世には、時間はそんなふうに流れていなかったようにみえる。四季のめぐりのように円を描いて循環していたようにみえる。そういう時間感覚を時代小説が再現するとき、われわれは現代小説にめったに味わうことのできない或る心のやすらぎをおぼえる」

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コメント (5)

ミュージシャン:

藤沢周平ですか、読んだことないっす
でも、ジワッと涙ぐむとかキムタクとか聞くと
読んでみたくなりますね

ワタチは“音楽の秋”です
ギターに触れたり、LIVEに行ったりと。。。

ミュージックいいですよね、PAPAHOさん?

PAPAHO:

>ミュージシャンさん

たしかにミュージックはイイ!
近々、またLIVEに行きましょう!

オイラが今お気に入りなのは、YUI と クリスタル・ケイです。
最近、何故か男性ミュージシャンでお気に入りが出てこない!
何故、何故? 唯一、斉藤和義ぐらいか?

藤沢周平作品は読んだ事が無いが、「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」は映画作品で鑑賞した。以外とオイラは時代物が好きでどちらもある意味純愛が描かれた作品であった。見ていてじれったい思いにかられるのはオイラが現代人だから? それとも性格が純愛向きで無いのかも?
その他でオキニは「壬生義士伝」かな? これは浅田次郎ですが……。
「武士の一分」はキムタク主演というのが引っ掛かってまだ見ていないが近々見て見ようと思っています。
ただ、オイラも “遊民” 同様ケイタイ読書は出来ないタイプでやっぱりオヤジ・オババの世界の人のようです。

ところでミュージシャンさん!
ミュージックって、 “じゅう-さん” って付くんですか?

遊民:

>ミュージシャンさん
>でも、ジワッと涙ぐむとかキムタクとか聞くと
>読んでみたくなりますね
よかったらお見せしますよ。いつでも声かけて!
君には、文庫本も似合いそう…

>PAPAHOさん
君には、文庫本は似合わない。
よければ、ゴルゴ13でも貸しましょか。

ところで、君たちを夢中にさせるミュージックって
どんなジャンルなのかな?

PAPAHO:

>PAPAHOさん
君には、文庫本は似合わない。

これはPAPAHOが理系の人間と言ってもらってるんだろうなぁ〜!!
お褒めの言葉ととらえよう!
ジャンルはジャズブルースかな?!
エキサイティングなピアノに泣かせるギター、少しアンニュイなボーカル。
なかなかのもんですゼ!

ミュージシャン:

はい、私はJ-POPです

いい曲は覚えてカラオケBOXでも歌います
今、流行ってるのも

スキマスイッチ、コブクロ、サザン…なんか。

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