大阪印刷人の傍目八目

   

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2007年7月25日

ハリポタが「マスオさん」に?

 21日の発売以来、「ハリー・ポッター」の最終巻の結末がどうなるのか、掲示板やブログが賑わっている。「主人公3人のうち2人が死ぬ」と、作者のローリングが予告したと報道されて以来、ハリーが死ぬのかどうか、ヤキモキしてきた。
ハリー・ポッター最終巻を流出させた犯人は特定可能?

 英語版を読むほどの根性もないので、ネットで情報を漁っているのだが、とんでもないハッピー・エンドという説にでくわした。ハリーとジニー、ロンとハーマイオニーが各々結婚して子供に恵まれ、安穏に暮らすというエピローグだという。
 もし本当なら、ハリーは「マスオさん」になって、幸せに暮らしましたとさ、おしまい、ということか。

 映画「ロード・オブ・ザ・リング」も同じ傾向の話題作であったが、邪悪な“指輪”の魔力に蝕まれながら旅を続けるフロドの苦悩と変貌は、人間の生にリアルに迫って、見るのも辛かった。そんな彼を命がけで救うサムの姿にも、心が震えた。最後には永遠のテーマが重く残ったが、リピーターになるには、暗くシンドすぎたかもしれない。

 多くのファンが安心してリピーターになるためには、シリアスな結末より、ハッピーエンドが最上かもしれない。そしてハリポタもそんな計算に基づいたエンディングを用意している気がする。夢中で興奮した傑作が、最後にお伽話に堕すとしても…。

 作者ローリングは、年収約1億2500万ポンド(約239億円)。「歴史上最も多くの報酬を得た作家」とされ、日本語版翻訳の松岡祐子も税金逃れに頭を痛めているそうな。
 映画のヒットも含めて、全世界をWorldWideに駆け巡る一大プロジェクトは、誰が・どこで・どんなふうに仕掛けているんだろう?
 この時代が少しそら恐ろしくなる瞬間である。

 「もはや芸術作品も個人に所属するものではない」という声も聞くが、「そんなの、本当に芸術なの?」と、ひとり呟いてみる。

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コメント (3)

たけうち:

ハリー・ポッターは昔仕事でハリー・ポッターを
あつかったときに原作を読みました。
それ以来「不死鳥の騎士団」まで読みましたが
「謎のプリンス」はまだ読んでないです。。。
最終巻も楽しみですね。

遊民:

「謎のプリンス」で、スネイプのイメージが変わりますヨ!
こんな暴露は、悪趣味かな?

ほいほい:

エンディングを流出させたのはニューヨーク・タイムズ紙に籍を置く「角谷美智子」という日系の書評家だそうです。
書評に関して全米一の影響力を持つらしい文化部エース記者だそうですヨ。

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