大阪印刷人の傍目八目

   

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2007年5月28日

端物印刷という範疇とは?

大阪府グラフィックサービス業協同組合の機関誌「なにわ」80号(2007年5月号)に<組合の教育事業のあり方を考える>という座談会が掲載されている。そこでは、「参加型の教育」を指向したテーマや関心ごとに小さな組織をつくりそこに関心のあるメンバーが集まる、という事業を実験的に進めてみよう、という大枠の方向付けがされていた。

そこで参加者のひとりから、<端物印刷のあるべき姿というテーマ>が提案されていた。
名詞・カードなど印刷物では端物扱いだが、実はステーショナリーという範疇があり、そこにはひとつのルールやマナー、扱う人に対しての思いやりがある。本来そうあるべきなのだが、今の世の中の現状は確実にそういう部分をおろそかにしていると感じている。それを学びたい人や、今の現状とのギャップに悩んでいる人たちと、「それだったらこういう道があるよネ」とか「そこまでは印刷屋としてはやってはいけないよネ」とか、そういうことをみんなで共有する場があればいいな――と考えている、という補足があって、「みんな端物印刷の売り方について悩んでいると思うんです。安さだけの話だったら行き止まりがあります。実際の現場ではデジタルで丁付け印刷しキリッコで切って…という現実がある中で、端物印刷をどのようにプロデュースしていくべきなのかということを話し合えればいいと思います」と締めくくられていた。

全く賛成で、名詞・便箋・挨拶状・往復はがきなどのルールやマナーについての発注者サイドの常識がおろそかになっていることにかまけている業界ではいけないと改めて思う。

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浮き袋:

たかが名刺・挨拶状などなどと風潮があるように感じる昨今、悲しい話ですがクレームで一番多いのが名刺・挨拶状のたぐいではないでしょうか。一見簡単なようでレイアウトや文字ルールなど一番難しいように感じます。「謹啓」「拝啓」「敬具」「草々」などの使い分けのルールがわかっている人はすごいと思います。本当の校閲ができる人は少なくなってきているんでしょうか?

遊民:

そういえば、このあいだの往復ハガキのミス!

往信・返信の使い分けを知らなかった、という人が複数いて驚きました。
郵便局でもあまり常備してないようだし、個人情報絡みでもあるし、往復ハガキそのものも淘汰されつつあるのかもしれない…。

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